【元店長が徹底比較】au、povo、UQモバイル比較 完全版!
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まえがき
“au、povo、UQ モバイルの比較をしてみたい。”
“それぞれのメリット、デメリットを知りたい。”
今回はこの様に考えている方に向けて、KDDIグループのサービスである、次の4つのプランについてまとめました。
データほとんど使わない。auのままがいい。
→auのピタットプラン
家でも外でもスマホで大容量データ使いたい
→auの使い放題MAX
データ量は20GBで足りる。シンプルに使いたい
→povo
安く使いたい。節約モードを使いこなしたい
→UQ モバイル くりこしプラン
上記は、筆者が考えるおすすめの使い方、選び方の一例ですが、この記事を読んで頂いた方のプラン選びにお役にたてれば何よりです。
※記事内の料金表記は全て税込みです。
※2021年7月21日現在の情報です。
au、povo、UQモバイル各プランの月額料金比較
▼この表は横スクロールできます
データ量 | au | UQモバイル くりこしプラン | povo 2.0 |
~1GB | 3,465円 ピタットプラン | - | - |
~3GB | - | 1,628円 | - |
~4GB | 5,115円 ピタットプラン | - | - |
~7GB | 6,765円 ピタットプラン | - | - |
~15GB | - | 2,728円 | - |
~20GB | - | - | 2,700円 |
~25GB | - | 3,828円 | - |
無制限 | 7,238円 使い放題MAX | - | - |
※価格は税込
auの使い放題MAX
- 国内データ使い放題(テザリング等を除く)
- 月額7,238円(税込)
auのピタットプラン
1GB~7GBの段階性プラン
- ~1GB 3,465円(税込)
- ~4GB 5,115円(税込)
- ~7GB 6,765円(税込)
povo
- ・国内データ量20GB
- ・月額2,700円(税込)
UQモバイル くりこしプラン
国内データ量
- 3GB 1,628円(税込)
- 15GB 2,728円(税込)
- 25GB 3,828円(税込)
povoの特徴「シンプル」
月の利用可能データ量は20GBで、月額2,728円(税込)のpovoは、シンプルな料金体系、かつ月に使えるデータ量も豊富で「携帯料金プランのことはあまり細かく考えたくない」という方に合っているプランです。
2020年の12月に総務省から出された「モバイル市場の最近の動向」資料によると、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルユーザーの方で、月に20GB以上のデータ量を使う方の割合は、11.3%になっており、約9割の方は月に20GB未満になっているようです。
総務省 モバイル市場の最近の動向について
令和2年12月21日
この資料からわかるように、Wi-Fi環境下でない場所で、ある程度スマホゲームをしたり、動画を視聴しても、月のデータ量は20GB以下でおさまると言えるでしょう。
またpovoのユニークな機能として、「トッピング」と呼ばれる機能があります。
このトッピング機能は、「通話かけ放題オプション」や「24時間データ使い放題」など、各ユーザーがつけたいオプションを後から自由につけたり外したりすることができる機能で、具体的には
・5分以内通話かけ放題
550円(税込)/月
・通話かけ放題
1,650円(税込)/月
・データ使い放題24時間
220円(税込)
・データ追加1GBp
550円(税込)
といった、トッピング機能があります
(2021年7月21日現在)
使用できる月間データ量に比べ、割安な料金プランであり、トッピング機能といったユニークな携帯プランであるpovoですが、申込は全てオンライン、auショップでは受付及び対応不可、キャリアメールが使えないといった注意点もあります。
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povoの特徴と注意事項
- 手続きは専用のWebサイトから
- 20GB超過時の速度最大は最大1Mbps
- データ追加料金は1GBごとで550円(税込)
- 通話料金は30秒あたり22円(税込)
- 通話オプションは2つから選べる
5分以内通話かけ放題/月額550円(税込)
24時間通話かけ放題/月額1,650円(税込) - SMS送信:3.3円(税込)70文字まで
※機種によっては最大全角670文字まで - povoでの端末販売はなし(SIMのみ)
- SIMロック解除必要
- 2021年夏より5G対応
- 新規と乗り換えのみeSIM可
- キャリアメール利用不可
- 留守番電話サービス利用不可
- テザリング無料
- 家族割プラスは割引・カウント対象外
※2021年夏までにpovoに加入した方はカウント対象 - auスマートバリュー割引対象外
- スマイルハート割引対象外
- アップグレードプログラム/かえトクプログラムは継続利用可
- 支払い方法はクレジットカードのみ
※auからpovoへの移行時はauでの支払い方法継続可 - auかんたん決済利用可
- 契約事務手数料
※契約解除料など手数料は全て無料
povoの詳細については、プロが詳しく解説 povo(ポヴォ)のメリットとデメリットにまとめてありますので、こちらもご参考にしてみてください。
UQ モバイルの特徴「安い」
UQ モバイルの「くりこしプラン」は月に使えるデータ量によって、3つのプランに分かれており、3GBの「くりこしプランS」で月額1,628円(税込)、15GBの「くりこしプランM」で月額2,728円(税込)、25GBの「くりこしプランL」で月額3,828円(税込)から選べます。
各プランの月間データ量を超えた時にかかる速度制限もプランによって違っており、「くりこしプランS」で最大300Kbps、「くりこしプランM」「くりこしプランL」で最大1Mbpsとなっています。
ここで、総務省 モバイル市場の最近の動向について令和2年12月21日の画像を引用すると、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルユーザーの方で、月に2GB未満でデータ量がおさまる方の割合は、49.5%になっており、この資料からすると、約半分の方は、3GBの「くりこしプランS」で間に合うと言えるかもしれません。
UQ モバイルのくりこしプランは、povoよりも月額料金が安いプランが用意されていますが、使い方を工夫すれば、さらに月額料金を節約させることができます。その鍵が「節約モード」と「データくりこし」という機能です。
「節約モード」とは、UQモバイルのアプリを使って、手動で低速通信に切り替えることにより、通信データ量をゼロにして、スマホを使えるようになるモードです。「節約モード」時の通信速度は、速度制限がかかった時と同じで「くりこしプランS」で最大300Kbps、「くりこしプランM」「くりこしプランL」で最大1Mbpsとなっています。
「データくりこし」とは、文字通り一ヶ月の間で使用せず、余ったデータ量を翌月までくりこすことができ、「くりこしプランS」で最大3GB、「くりこしプランM」で最大15GB、「くりこしプランL」の場合最大25GB翌月までデータ量をくりこすことができます。
このデータ量を一切使用せず、通信ができる「節約モード」に適宜切り替えたり、「データくりこし」を駆使することによって、無駄なくデータを使用することができます。そのため、UQ モバイルのくりこしプランはpovoに比べると「やや玄人的」な使い方にはなりますが、「無駄を省けるプラン」と言えるでしょう。
それ以外にも、家のでんきを「UQでんき」または「auでんき」にして、スマホとでんきをまとめる「でんきセット割」を申し込むことにより、スマホの月額料金をさらに安くさせることができるなど、工夫次第では、とことんスマホ料金を安くさせることができる、それがUQ モバイルのくりこしプランです。
※2021年9月2日現在では「でんきセット割」に代わり「自宅セット割」が始まりました。こちらは「UQでんき」とまとめて割引が受けられるサービスです。
▼この表は横スクロールできます
くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL | |
月額料金 | 1,628円(税込) | 2,728円(税込) | 3,828円(税込) |
通信容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
自宅セット割 | -638円(税込) | -638円(税込) | -858円(税込) |
割引適用後 | 990円(税込) | 2,090円(税込) | 2,970円(税込) |
UQ モバイルの特徴と注意事項
- 手続きはUQ スポット、auショップで可能
- データ超過時の通信速度
「くりこしプランS」最大300kbps
「くりこしプランM」最大1Mbps
「くりこしプランL」最大1Mbps - データ追加料金
①100Mで220円(税込)
②500MBで550円(税込) - 通話料金は30秒あたり22円(税込)
- 通話オプションは3つから選べる
①通話パック(60分/月)月額550円(税込)
②かけ放題(10分/回)月額770円(税込)
③かけ放題(24時間)月額1,870円(税込) - SMS送信:3.3円(税込)70文字まで
※機種によっては最大全角670文字まで - iPhone 12も扱っている
- SIM契約の際はSIMロック解除必要
- 2021年夏より5G対応予定
- eSIM対応
- キャリアメール利用可(月額220円(税込))
- 留守番電話サービス利用可(月額418円(税込))
- テザリング無料
- 3日間で合計6GB以上データを使うと速度制限あり
- 家族割プラスは割引・カウント対象外
- auスマートバリュー割引対象外
- スマイルハート割引対象外
- アップグレードプログラムは継続利用不可
※ただしアップグレードプログラムNX継続利用可 - かえトクプログラムは継続利用可
- 支払い方法は口座振替かクレジットカード
- auかんたん決済利用可
- 契約事務手数料は3,300円(税込)
※auからの乗り換えの際の手数料、契約解除料 (解約金)はかからない
UQ モバイルのくりこしプランの詳細については、節約上手ならUQモバイルの「くりこしプラン」もご確認ください。
UQモバイル公式HP
auの特徴「大容量」or「段階性」
auの「使い放題MAX」はYouTubeなどの動画視聴アプリやスマホゲームアプリなどの大容量コンテンツを「ガンガン使う」方にぴったりのプランです。
「使い放題MAX」と名がつくプランは、全部で5つありますが、「使い放題MAX」の代表的なプランである「使い放題NAX 5G 4G LTE」の月額料金は7,238円(税込)です。「使い放題NAX 5G 4G LTE」含め、全てのプランでデータ無制限でデータを使うことができ、プランによってはNetfilxやApple MusicやYouTube Premiumなどのコンテンツがセットになったものもあります。
ただし、テザリングやデータシェア、海外でのデータ利用に関しては、各プランごとに制限があり、その幅は30GB~80GBとなっています。(制限を超えた場合の通信速度は送受信最大128kbps)
一方、「ほとんどデータは使わないけど、auのままがいい」という方には、データ量段階性の
「ピタットプラン」がおすすめです。
料金体系は、
・~1GB 3,465円(税込)
・~4GB 5,115円(税込)
・~7GB 6,765円(税込)
(7GB以上の使用で速度制限がかかる。
その際の通信速度は送受信最大128kbps)
となっており、データ量を使った分だけ毎月払う形となります。
「使い放題MAX」「ピタットプラン」ともに、auのプランであるため、povoと違い、auショップでの対応が可能です。かつ、povo、UQ モバイルと違ってメールアドレスもそのまま、家族間通話無料もそのままですし、「家族割プラス」や「auスマートバリュー」などの割引も受けることができます。
auの料金プランの特徴と注意事項
- データ超過時の通信速度は最大128kbps(「使い放題MAX」の場合テザリング利用時など)
- データ追加料金は
0.5GBで550円(税込)
1GBで1,100円(税込)
3GBで3,300円(税込)
5GBで5,500円(税込) - 通話料金は30秒あたり22円(税込)
- 通話オプションは2つから選べる
通話定額ライト2月額880円(税込)
1回5分以内の国内通話かけ放題
通話定額月額1,980円(税込)
国内通話24時間かけ放題 - SMS送信:3.3円(税込)70文字まで
※機種によっては最大全角670文字まで - 家族間での通話やSMSは無料
- キャリアメール利用可
- 留守番電話サービス無料
- eSIM対応
- テザリング無料
- 家族割プラスは割引・カウント対象
- auスマートバリュー割引対象
※ただし「ピタットプラン」の~1GBは対象外 - スマイルハート割引対象
- 支払い方法は口座振替かクレジットカード
- 契約事務手数料は、3,300円(税込)
月額187円(税込)の割引が受けられる2年更新型の契約を選択した際、更新期間以外での解約には契約解除料として、1,100円(税込)かかる
auの「使い放題AX」「ピタットプラン」については、【プロが解説】auからUQモバイルメリット・デメリット比較により細かく、まとめてありますのでこちらも合わせてご確認ください。
街の携帯ショップで話が聞ける
以上、ここまでauの「使い放題MAX」「ピタットプラン」、povo、UQ モバイルの「くりこしプラン」についての基本について「ざっと」ですが、解説してきました。
記事の中では、これらのプランの違いについて細かいところまでお伝えしきれない部分も正直あると思いますが、もし「もっと話が聞きたい」という方がいらっしゃれば、弊社が運営しております、TOP1まで、お気軽にご相談下さい。
TOP1は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に各携帯電話会社を扱った店舗を構えており、ご来店者の方に合ったサービス・プランを日々ご提案しております。
もしかしたら、auのプランやpovoの違いだけでなく、ご自身が考えてもみないような、携帯会社・プランが見つかるかもしれません。
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