LINEMOとpovoどっちが良い!?料金・速度など徹底比較
ソフトバンクのオンラインサイト専用キャリアLINEMO(ラインモ)と、KDDIのオンラインサイト専用キャリアpovo(ポボ)で悩まれている方のために、様々な角度からこの2キャリアを比較してみました。
※ この記事では2022年10月20日時点で発表されている情報を元に記載しています。
目次
LINEMOとpovoの違い
LINEMOとpovoで違いがある項目を比較をしていきます。
料金プランとデータ容量
LINEMOの料金プランとデータ容量
LINEMOにはスマホプランとミニプランの2種類の料金プランがあります。
- スマホプラン:月額2,728円(税込)/1ヶ月20GBのデータ通信量
- ミニプラン:月額990円(税込)/1ヶ月3GBのデータ通信量
大きな特徴として、LINEMOの場合は、LINEのトークも通話もデータ通信量を気にせず使い放題になるLINEギガフリーになる点です。
データ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)LINEアプリの通信速度は落ちません。
※トークでの位置情報の共有・Liveの利用、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など一部LINEギガフリーの対象外があります。/公式サイト抜粋
LINEMOは1カ月間のデータ容量を使い切った後の、制限時の通信速度もプランによって異なります。
※ 550円/1GBで追加購入も可能です。
- スマホプラン:最大1Mbps
- ミニプラン:最大300kbps
以下の図は通信速度のおよその目安になります。
最大1Mbpsであれば、少しストレスを感じる速度程度になるかもしれませんが、最大300kbpsですと日常生活では不便を感じる速度になりそうです。
povoの料金プランとデータ容量
povoの料金プランはひとつだけです。
- povo2.0基本料金:月額0円/1ヶ月0GBのデータ通信量
全て0となるシンプルな基本料金です。そこに『トッピング』という名のオプションを追加し、自分に合った料金プランに自由にカスタマイズするという料金形態になっています。
では何もトッピングを追加しなければ、ずっと0円で維持することができるのかというと、そういうわけではありません。
公式サイトでは注意事項として『180日以内に有料トッピングを購入するか、通話料とSMS送信料の合計額が660円を超えないと、利用停止、契約解除となることがあります』との記載があります。
以上の記載から、半年間で電話を15分以上かけると660円を超えることができるので、そのまま0円で持つことができますが、超えそうに無い場合は半年になる前にオプションを追加することで、利用停止や契約解除になるのを防ぐ必要があります。
基本料金でのデータ量は、0GBになるので常にLINEMOの速度制限時よりも遅い128kbpsの速度となります。
このままで使用するには、ストレスを感じる速度になると思いますので、Wi-Fiをうまく活用して使用する必要がありそうです。
オプション
LINEMOとpovoのオプションを比較をしていきます。
LINEMOのオプション
LINEMOのオプションは無料のものを含めれば9種類あります。
※以下全て税込表記です。
通話関連のオプションは以下の2種類です。
- 通話準定額:550円/月…5分/回以内の国内通話が無料
- 通話定額:1,650円/月…国内通話が24時間何度でも無料
オプションを追加しない場合や、通話準定額で5分をすぎた場合の通話代金が、30秒22円で課金されていきます。
保守系のオプションは以下の3種です。
- 持込端末保証 with AppleCare Services:950円/月…iPhone用の保守サービス
- 持込端末保証:715円/月…Androidスマホやタブレットの保守サービス
- セキュリティパックプラス(L):660円/月…セキュリティ対策サービス
持込端末保証 with AppleCare ServicesはiPhoneの種類により、オプション金額は異なリますので注意が必要です。
セキュリティパックプラス(L)は金額は同じですが、こちらもiPhone用とAndroid用と2種類があり、それぞれサービスの中身が異なリます。
その他無料のオプションは以下の4種です。
- フィルタリング…未成年が安心安全に利用するために有害サイトをブロックするサービス
- 世界対応ケータイ…海外でも通話やメール、データ通信が利用できるサービス
- 国際電話…日本にいながら海外に手軽に電話がかけられるサービス
- +メッセージ…他社とも簡単にSMSのやり取りができるアプリ
povoのオプション
povoのオプションは先述でも述べましたが、トッピングという名称で呼ばれており、11種類あります。
※以下全て税込表記です。
データトッピングのオプションは以下の6種類です。
- データ使い放題:330円/回…24時間データ使い放題
- データ追加1GB:390円/回…7日間1GBデータを使用可能
- データ追加3GB:990円/回…30日間3GBデータを使用可能
- データ追加20GB:2,700円/回…30日間20GBデータを使用可能
- データ追加60GB:6,490円/回…90日間60GBデータを使用可能
- データ追加150GB:12,980円/回…180日間150GBデータを使用可能
コンテンツトッピングのオプションは以下の2種類です。
- DAZN使い放題パック:760円/回…7日間スポーツ専門の動画配信アプリDAZNを楽しむことができます
- smash.使い放題パック:220円/回…24時間動画配信サービスアプリsmash.を楽しむことができます
通話トッピングのオプションは以下の2種類です。
- 5分以内通話かけ放題:550円/月…5分/回以内の国内通話が無料
- 通話かけ放題:1,650円/月…国内通話が24時間何度でも無料
オプションを追加しない場合や、5分以内通話かけ放題で5分をすぎた場合の通話代金が、LINEMO同様に30秒22円で課金されていきます。
サポートトッピングのオプションは以下の1種類です。
- スマホ故障サポート:830円/月…スマホの保守サービス
povoの場合はLINEMOとは異なり、iPhoneでもAndroidでも故障のサポートは同じです。
サポート内容は、登録のスマホが故障、破損、水漏れ(紛失・盗難は対象外)などのトラブルに遭われた際に、端末交換を申し込むと、最短で当日中、原則お申し込み完了の翌日に交換用の端末(リフレッシュ品)が自宅に届けられるという内容です。
通信速度
LINEMOとpovoの通信速度を比較をしていきます。
LINEMOはソフトバンク回線、povoはau回線と同じ回線を使用しているため、基本的にどちらも繋がりは良いです。
では実際に2022年6月直近3か月に計測された、2キャリアの時間帯別通信速度の測定結果をそれぞれ見ていきましょう。
LINEMOの通信速度
▼この表は横スクロールできます
時間 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
朝(5:00-8:59) | 60.81Mbps | 36.24Mbps | 36.24ms |
昼(12:00-12:59) | 122.81Mbps | 35.89Mbps | 35.89ms |
夕方(16:00-18:59) | 74.17Mbps | 37.34Mbps | 37.34ms |
夜(20:00-22:59) | 37.13Mbps | 42.84Mbps | 42.84ms |
深夜(0:00-4:59) | 51.69Mbps | 37.23Mbps | 37.23ms |
引用:みんなのネット回線速度
povoの通信速度
▼この表は横スクロールできます
時間 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
朝(5:00-8:59) | 69.94Mbps | 12.0Mbps | 48.74ms |
昼(12:00-12:59) | 103.25Mbps | 16.87Mbps | 45.9ms |
夕方(16:00-18:59) | 117.46Mbps | 18.12Mbps | 47.61ms |
夜(20:00-22:59) | 75.77Mbps | 13.25Mbps | 56.1ms |
深夜(0:00-4:59) | 69.74Mbps | 14.5Mbps | 46.41ms |
引用:みんなのネット回線速度
※ 通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。必ずしも実効速度を保証するものではありません。通信環境により結果が異なる場合がありますので、参考としてご活用ください。
※ Ping値とは ネット回線の品質を「レスポンスや応答速度」で表された数値です。数値が小さいほど通信環境が良いことを示します。
数値から見ると、LINEMOは昼間の時間帯の平均ダウンロード速度と、アップロード速度がpovoより速く、平均Ping値も優れています。
povoは夕方から朝にかけての時間帯の平均ダウンロード速度がLINEMOより速いという結果になりました。
2つのキャリア平均通信速度を比較をしてみましょう。
▼この表は横スクロールできます
キャリア | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
LINEMO | 59.19Mbps | 15.99Mbps | 40.55ms |
povo | 64.86Mbps | 14.84Mbps | 50.75ms |
引用:みんなのネット回線速度
※ 上記は2022年9月直近3か月に計測された速度
2つのキャリア平均通信速度を比較をしてみると、平均ダウンロード速度はpovo、平均アップロード速度とPing値はLINEMOが速いということがわかりました。
独自サービス・キャンペーン
LINEMOとpovoの独自サービスやキャンペーンを比較をしていきます。
LINEMOの独自サービス
LINEMOの独自サービスはLINEサービスが通信容量に影響されずに使い放題という点です。
LINEの国内アクティブユーザー数は、2022年3月時点で9,200万人と、主要のSNSサービスでも一番利用者が多く、生活インフラ化しているメッセージングアプリです。
また、若い年齢層だけではなく、60代まで幅広い年齢で利用されています。
LINEを使用したくてスマホに変更した、子供にスマホデビューさせたという方もいるので、このLINEが無制限で使用できるのは、LINEをよく利用する人にとっては通信容量を節約できる大きな利点となります。
LINEアプリのトーク、音声通話・ビデオ電話のデータ消費はゼロですが、一部のLINEサービスは無制限にならないので、以下の公式HPから確認をしてください。
ギガフリー対象 / 対象外機能の一覧
また「LINEスタンプ プレミアム for LINEMO」という、LINEトーク内で使用できる、900万種類以上のクリエイターズスタンプが無料で使い放題となる、通常月額240円(税込)で使い放題になるこのベーシックコースが、LINEMOユーザーは、LINEMOの「スマホプラン」をご契約すると、追加料金なしでLINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース)が利用できます。
但し対象が「スマホプラン」のみになるので、「ミニプラン」を契約してしまうと、このキャンペーンの対象外になります。
LINEMOのキャンペーン
現在LINEMOのキャンペーンは7種類あります。
- ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン
- LINEモバイル→LINEMOのりかえ特典
- LINEMO招待プログラム
- PayPayポイントあげちゃうキャンペーン
- LINE MUSIC6カ月無料キャンペーン
- 通話オプション割引キャンペーン
- 追加申込でPayPayポイント3,000円相当プレゼントキャンペーン
<ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン>
【期間】 2022/5/20(金) ~ 終了日未定
上記期間中に、LINEMOの「ミニプラン」を新しい番号で契約、または他社からの乗り換えで契約すると、PayPayポイント990円分を6カ月間毎月プレゼントされるキャンペーンです。
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外となるのでご注意ください。
※ 開通日の属する月の翌々月~7カ月後までの6カ月間、毎月末付与予定
さらに今なら、2023年1月31日までにLINEMOを申し込み、その後開通した方は、この期間が2ヶ月追加となり特典期間が8カ月となっています。
<LINEモバイル→LINEMOのりかえ特典>
【期間】 2022/3/1(火) ~ 終了日未定
上記期間中に、LINEモバイル音声通話SIMを利用中の方が、LINEMOに乗り換えで契約すると、毎月の基本料を最大13ヶ月間990円割り引きになるというキャンペーンです。
<LINEMO招待プログラム>
【期間】 2022/9/14(水) ~ 終了日未定
上記期間中に現在LINEMOを契約中の方(招待する側)が、家族や友達(招待された側)を招待して、その方がLINEMOの「スマホプラン」に他社からの乗り換え、または新しい電話番号で契約すると、双方にPayPayポイントを1,500円分プレゼントされるキャンペーンです。
招待された側が、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えや、スマホプランではなくミニプランを申し込みした場合は対象外になるのでご注意ください。
<PayPayポイントあげちゃうキャンペーン>
【期間】 2021/6/5(土) ~ 終了日未定
上記期間中に、LINEMOの「スマホプラン」を契約すると、新しい番号で契約の場合はPayPayポイント3,000円分、他社からの乗り換えで契約した場合はPayPayポイント10,000円分プレゼントされるキャンペーンです。
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えや、スマホプランではなくミニプランを申し込みした場合は対象外になるのでご注意ください。
<LINE MUSIC6カ月無料キャンペーン>
【期間】 2021/11/17(水) ~ 終了日未定
約8,500万曲が聴き放題の音楽サブスクリプションサービス(定額制音楽サービス)「LINE MUSIC」を、LINEMOに新しく契約する方も、既に契約中の方も、専用ページから申し込みをすれば6ヵ月間無料で利用できるキャンペーンです。
一般/年額プラン、ファミリープランは、対象外なのでご注意ください。
<通話オプション割引キャンペーン>
【期間】 2021/3/17(水)〜 終了日未定
通話オプションがLINEMOを契約してから1年間、税込550円割引されるキャンペーンです。
キャンペーンに申し込みをすると、国内通話5分間が無料になる「通話準定額」は税込550円/月なので、最大で実質1年間0円になります。
国内通話が24時間無料になる「通話定額オプション」は税込1,650円/月なので、最大で実質1年間税込1,100円/月になります。
スマホプランもミニプランも対象です。
<追加申込でPayPayポイント3,000円相当プレゼントキャンペーン>
【期間】 2021/4/22(金) 〜 終了日未定
現在LINEMOをご契約の方が、期間中に専用ページを経由して、LINEMOの「スマホプラン」または「ミニプラン」を新しい電話番号で契約、または他社からの乗り換えで契約で、PayPayポイントを3,000円分プレゼントされるキャンペーンです。
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外なのでご注意ください。
「PayPayポイントあげちゃうキャンペーン」との併用はできません。
このようにLINEMOはたくさんのキャンペーンがあります。特典還元がPayPayになるものも多いので、他のものを購入する際に使用できる点では、使い勝手が広くお得になります。
上記の他にも期間限定のキャンペーンなどもタイミングによってはありますので、公式HPのキャンペーンをチェックしてみてください。
povoの独自サービス
povoの独自サービスは対象のお店やサービスでギガ (データ) が貯まる「#ギガ活」というサービスです。
「#ギガ活」は主に3種類あります。
- 日常で利用する店舗でギガを「もらう」
- 街中やバーチャルイベントなどに隠れているギガを「さがす」
- 抽選などでギガが「あたる」
「#ギガ活」に参加方法は2種類です。
ひとつは、専用フォームにてエントリーをし、対象店舗や対象サービスでau PAY (コード払い/ネット払い/残高払い)でお支払いをすると、約一週間後に登録のメールアドレスにコードが届くので、povo2.0アプリにコードを入力するとpovo2.0で利用可能なデータボーナスがもらえる方法。
条件やエントリーはこちら
ふたつ目は、対象店舗にて一定の金額以上の利用をすると、店頭からデータボーナスカードを渡されるので、カードに記載のプロモコードをpovo2.0アプリで入力するとpovo2.0で利用可能なデータボーナスがもらえる方法です。
その他にも、期間限定でギガを探すイベントや、ギガが当たるイベントなども行っているので、日常的生活でギガを増やせるサービスを行っています。
povoのキャンペーン
現在povoのキャンペーンは7種類あります。
- Googleストア限定povo2.0キャンペーン
- povoおともだち紹介プログラム
<Google ストア限定povo2.0キャンペーン>
【期間】2022/7/28(木)~2023/1/31(火)
期間中にGoogle ストアでスマートフォン、イヤホン、スマートウォッチ、スマートホーム等の対象商品を購入した方に、povo2.0を新しい番号で契約、または他社からの乗り換え契約時に使えるキャンペーンコード【データ追加3GB(30日間)】をプレゼントされるキャンペーンです。
※au/UQ mobile/povo1.0/他社から「povo2.0」へ変更されたお客さまも含みます。
<povoおともだち紹介プログラム>
【期間】なし
現在povoを契約している人から紹介され、その方からの「ご紹介コード」をpovoに新規加入する際に入力しSIMを有効化すると、紹介して方された方双方に特典が付与されるプログラムです。
※紹介する方と紹介された方が同一名義の場合は対象外
◉紹介する方の特典
1人紹介につき3GB(30日間有効)プレゼント。10人まで紹介出来るので、最大30GB受け取れる。
◉紹介された方の特典
・ データ使い放題ボーナス(24時間)が1回自動進呈される。
※開通と同時に時間経過がはじまる
・ 加入後30日以内に初めて購入した対象のデータトッピングに応じて、データ使い放題ボーナス(24時間)のプロモコードが進呈される。
※プロモコードの有効期限は、進呈から6ヶ月が有効期限
LINEMOと比べると、povoのキャンペーンは期間限定で種類も少なく、ギガをプレゼントという内容ですので、ギガは特に必要なく、金額を安くしたい方などは少し物足りなく感じるかもしれません。
国際ローミング
LINEMOとpovoの海外での使用方法を比較をしていきます。
LINEMOの国際ローミング
LINEMOは先ほどのオプションの章で紹介した通り、世界対応ケータイ(国際ローミング)が無料オプションを申し込みすれば利用することができます。
しかしそのままインターネットを使用すると国際料金となり、金額が高くなってしまいますので、LINEMOには2種類の国際用サービスがあります。
電話に関しては、国によって着信料金は変わると同時に、通常日本ではかからない着信料金もかかるようになりますので、お気をつけください。
2種類の海外用サービスは以下になります。
- 海外あんしん定額
- 海外パケットし放題
<海外あんしん定額>
対象エリアが定額国Lと定額国Sに分かれ、定額国Lであれば、税込980円/24時間の定額料で最大3GBのデータ通信が利用可能になるサービスです。
24時間毎更新不要で、税込2,940円/72時間で9GBのデータ通信を利用可能にする選択も可能です。
定額国Sではデータ通信量も金額も異なり、飛行機・船で利用する場合という料金設定もあります。
<海外パケットし放題>
対象エリアで日本時間を1日として、使用したデータ通信量により、料金が変動する二段階式のサービスです。最高でも1日2,980円以上はどれだけ使用してもいきません。
ただの世界対応ケータイのオプションだけでは、25MB以上で5万以上は発生するのでお得にはなりますが、1日約3,000円を何日も続くと高額にはなるので気をつけてください。
SMS(電話番号同士のメール)は受信は無料ですが、送信は1通100円発生します。
申し込みは全てMy Menuで申し込みします。
申し込みの際にひとつ注意事項があります。それはMNP(乗り換え)や、ソフトバンク・ワイモバイルからの移行(番号移行)はすぐに申し込みができますが、新しく番号をつくる新規契約の場合は、課金開始から4カ月目の末日まで加入ができないので、課金開始から5カ月目になってから加入可能となることです。新規契約をしてすぐに海外で使いたいということができない点は注意をし、その際は前もって契約をしてください。
申し込みの方法やエリアの詳細はこちらからご確認ください。
povoの国際ローミング
現在povo2.0プランはLINEMOとは異なり、通話、データ通信共に海外で使用することは出来ません。
予定はしているそうなので、開始時期が決まり次第「povo2.0公式サイト」にて案内されるそうです。
海外で使用することはできませんが、海外からの電話やメールを日本で受け取ることは、手続き不要で可能です。
日本から海外へ電話をかける際は、国・地域別従量課金となります。受ける際は無料です。
日本から海外へSMSを送信する際は、100円/通(免税)、受信は無料です。
海外でスマホを使用したい方は、現状ですとpovoにはサービスがないので、LINEMOを契約する方が良いでしょう。
支払い方法
LINEMOとpovoの支払い方法を比較をしていきます。
LINEMOの支払い方法
LINEMOの支払い方法は2種類です。
- クレジットカード
- 口座振替
- PayPay残高
VISA/Master/JCBのマークがついているデビットカードも利用できます。(「J-Debit」は不可)
デビットカードでの支払いを希望する場合、請求情報の開示前に指定の口座より引き落とされる場合があります。
引き落としのタイミング(目安)は、毎月8日から11日頃です。
口座振替の場合の引き落とし日は、翌月26日頃に引き落としとなります。
「PayPay残高」を支払いに利用するには、下記の手続きが必要です。
・LINEMOのご契約回線とPayPayアプリの連携設定
・My Menuでのお手続き
ソフトバンクもしくはワイモバイルから乗り換えの場合は、登録中のクレジットカードや引き落とし口座をそのままLINEMOの支払いに引き継ぐことができますが、その際はソフトバンク・ワイモバイルの契約者と同一名義のクレジットカードまたは口座に限ります。
この2種類の支払い方法は、いつでもMy Menuにて変更することができます。
povoの支払い方法
povoの支払い方法は1種類です。
- クレジットカード
クレジットカードは基本契約者と同一名義のみ設定できるので、契約者は妻だけれど、クレジットカード名義は夫というような登録方法はできません。
しかし契約者が未成年の場合は、使用者を未成年にすれば家族のクレジットカードを登録することはできます。
名義変更
LINEMOとpovoの名義変更手続きについて比較をしていきます。
LINEMOの名義変更
LINEMOは名義変更をすることが可能です。
ですので、未成年の子が最初は親名義で契約をしても、成人したら子供の名義に変更するというようなケースでも柔軟に対応ができます。
povoの名義変更
povoは名義変更をすることが不可能です。
ですので、もし上記のLINEMOのような状況になった際は、一度解約をしてからまた新たに子供名義で新規契約をしなければなりません。
その際は電話番号が変更になってしまいます。
もし、同じ番号で名義変更をしたい場合は、一度auなど他の名義変更できる携帯電話会社に乗り替えをして、そこで名義変更を行ったのち、povoに再度乗り換えるという手間のかかる方法になります。
契約者数
LINEMOとpovoの契約者数を比較をしていきます。
LINEMOの契約者数
ソフトバンクは2021年度の第2四半期の業績を発表した際に「LINEモバイルとLINEMOを合算して100万契約は超えているが、単体では開示しない」とのことなので、LINEMO単体での契約者数は発表されていません。
しかし「50万人も満たない」と言及されています。それ以降は、LINEMOの契約者数は非公開となっており、最新時点での情報はありません。
povoの契約者数
KDDIは2022年5月の決算会見でpovoの契約者数が「約120万件に到達した」と言及されました。
LINEMOの現時点の契約者数はわかりませんが、povoはLINEMOの倍以上の契約者数となっています。
サポート体制
LINEMOとpovoのサポート体制を比較をしていきます。
両キャリア共ショップはありませんので、店舗に行ってサポートをしてもらうということはできません。オンライン対応に慣れている方におすすめです。
LINEMOのサポート体制
LINEMOのサポート体制はチャットで問い合わせをするオンラインがベースとなります。
- チャットボット(自動)
- 有人チャットサポート
- LINEアプリでのチャット
※事前のLINE連携が必要 - 電話サポート(一部のみ)
LINEMOは一部電話でのサポートもありますが、これは緊急度が高い場合に限られます。
・申し込み完了メールが3時間以上届かない:0800-100-1850
・盗難や紛失による回線の停止・再開:0800-919-3442
基本は全て契約も問い合わせサポートもオンライン上になります。
povoのサポート体制
povoもLINEMO同様オンライン専用モバイルキャリアなので、チャットやメールでのオンライン対応になります。
- チャットボット(自動)
- 有人チャットサポート
- メールフォームでの問い合わせ
LINEMOとpovoの共通項目
家族割
LINEMOもpovoも、家族でまとめると料金が安くなるような家族割というサービスはありません。
テザリング
LINEMOもpovoも、テザリングサービスは申し込み不要で無料で利用できます。
メールアドレス
LINEMOもpovoも、専用のキャリアメールはありません。
また、他社から乗り換える際に、移転元のキャリアメールは引き継ぎできませんが、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルは、回線契約を終了した後もメールアドレスを有料で利用することができるサービス「メールアドレス持ち運び」の提供をはじめたので、そのサービスを契約すれば、使用することができます。
ドコモメール持ち運び
auメール持ち運び
ソフトバンクメール持ち運び
ワイモバイルメール持ち運び
留守番電話
LINEMOもpovoも、留守番電話サービスはありません。
機種の同時購入
現時点では、LINEMOもpovoも機種の販売はしていないので、機種はどこかから調達してくる必要性があります。
他の機種だけを購入できる携帯電話会社で購入する方法や、Apple Storeなどのメーカー直売の店舗で購入する方法や、ネットや実店舗で中古機種を購入する方法などがあります。
eSIM
まずeSIMとは、スマホに直接抜き差しして、携帯電話会社の通信プランを切り替える物理SIMとは違い、あらかじめスマホに組み込まれたSIMカードのことです。
eSIMはオンラインから加入者情報やソフトウェアを書き込んで切り替えることができるので、自宅にいながら短時間で携帯電話会社の通信プランを切り替えることができます。
この仕組みを利用すれば、自宅にいながら他社へののりかえを完了させたり、新規の番号で携帯電話会社のプランを契約することが可能になってきます。
最近はこの物理SIMとeSIMの2つを使えるスマホが多いので、物理SIMとeSIMで契約する携帯電話会社を変え、プライベート用とビジネス用、通話用とデータ用、片方が通信障害になった際の予備用にするなどの利用方法をされる方もいます。
そんなeSIMでの契約も、LINEMOとpovoは申し込みが可能になっています。
初期費用・手数料
LINEMOもpovoも契約時に必要な初期費用も、手数料もかかりません。
余計な費用はかからず契約ができるのは、お財布に優しいですし、契約をする際のハードルが下がりますね。
5G回線
LINEMOもpovoも対応端末であれば5G回線が利用できます。
結果:LINEMOがおすすめな人
- LINEをよく利用する人
- 都度購入より一度契約をしたら毎月自動で引き落とされる方が楽だと思う人
- 口座支払いで携帯料金を払いたい人
- 今は親が名義だがゆくゆくは自分の名義に変更したいなど、名義変更を考えている人
- 海外でも利用したい人
- 特典はギガ数を増やされるよりPayPayのような現金相当のもので還元されたい人
結果:povoがおすすめな人
- 都度トッピングを購入するカスタマイズプランに魅力を感じる人
- 都度購入を面倒だとは思わない人
- 基本料金0円にしたい人
- 月によってデータ使用量に差がある人
- 1日だけデータを無制限で利用したい日が不定期である人
- サブやデュアルSIMとして2台目契約をしたい人
いかがでしたか? LINEMOとpovoを様々な分野で比較してみて、各自の違いは理解できたでしょうか?
されにそれぞれの内容を、より詳しく知りたいという方は、こちらの記事も参考にご覧ください。
LINEMO(ラインモ)のメリットとデメリットを元店長が解説
スポンサーリンク