
元店長が解説 | ワイモバイル 料金プランメリットとデメリット最前線
目次
まえがき
家族がワイモバイル→のりかえ先はワイモバイル
と言ってしまってもいいくらい、家族で使うと安さが実感できるのがワイモバイル。以下はワイモバイルの家族割引を使った場合の「シンプルS/M/L」の月額料金です(「おうち割光セット(A)」を組むことでも、同様の割引を受けることができます)。
●シンプルS(3GB)
2,178円→990円
●シンプルM(15GB)
3,278円→2,090円
●シンプルL(25GB)
4,158円→2,970円
ワイモバイルに乗り換えを検討されている方の理由は様々だと思いますが、ほとんどのものは
・家のインターネットがソフトバンク光
・ショップで対応してもらいたい
これらに当てはまるのではないか?と思われます。
ワイモバイルに乗り換えを検討されている方にとって役立つ情報だけでなく、
「一人で持ったら高いワイモバイル」
こう言われている理由についても他社との比較を通して、解説していきます。
※記事は2022年6月1日現在、得られた情報を元に書かれています。
※料金は全て税込みとなっています。
- ネットからのお申し込みで事務手数料3,300円(税込)無料!
- 1ヶ月税込2,178円~(3GBまで)利用可能!
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目次
- シンプルS/M/Lプランの特徴
∟3つのプラン。データくりこしもできる
∟1年間データ増量無料で使える
∟家族割引で1,188円割引
∟ソフトバンク光とのセット割引
∟でんきとのセット割引
∟60歳以上通話割引がある - ショップがあると何が良いのか?
∟データ移行サービスがある(有料)
∟SIMカードの再発行ができる
∟Webにない在庫が残っているかも - 【参考】料金比較
∟UQモバイルと比較
∟格安SIMと比較 - シンプルS/M/Lのメリットデメリットまとめ
※「ワイモバイルのキャンペーンを知りたい」と考えている方は、「携帯ショップ店員に聞いてきた」ワイモバイルのキャンペーンの記事もご確認ください。
1.シンプルS/M/Lプランの特徴
1.3つのプランから選べる
ワイモバイルの「シンプルS/M/L」は利用できるデータ通信量によって、3つのプランにわかれています。
シンプルSは3GBのデータ通信量で2,178円(税込)
シンプルMは15GBのデータ通信量で3,278円(税込)
シンプルLは25GBのデータ通信量で4,158円(税込)
また、各プランのデータ通信容量を超えると通信速度は低速化し、シンプルSで最大300Kbps、シンプルM、Lで最大1Mbpsまで下がります。データ量を追加する場合は、0.5GB追加することに550円(税込)とやや高額です。
逆に余ったデータ量はくりこしが可能で、くりこしできるデータ量の上限は翌月加入のプランのデータ容量(データ増量オプションによる追加分を含む)までです。(例 翌月のプランがシンプルMだった場合、くりこしできる上限は15GBまで)
前の月からデータをくりこした場合、消費されるデータの順番は、
1.前月のくりこしデータ量
2.当月のデータ量
3.追加購入データ量
という順番です。
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この料金内で使えるサービスには、
・テザリング
・5G通信
・キャリアメールアドレス
・留守番電話サービスなど
が含まれています。
別途、かかってくるのが通話料金で、国内通話だと30秒あたり22円(税込)が基本料金に追加されるます。通話が多くかけ放題オプションをつける場合は、次の2つから選ぶことが可能です。
①国内通話10分かけ放題
月額770円(税込)の「だれとでも定額」
②国内通話24時間かけ放題
月額1,870円(税込)の
「スーパーだれとでも定額(S)」
画像引用元:ワイモバイル公式サイト
かけ放題の対象外電話番号には0570などの「ナビダイヤル」など一部サービス対象外の番号があるので注意しましょう。
2.1年間データ増量無料で使える
ワイモバイルには月額550円(税込)の「データ増量オプション」というオプションがあり、このオプションに加入すると各プランのデータ量が増量されます。増量されるデータ量はシンプルSであれば2GB分増量、シンプルM、Lであれば5GB分です。
月額550円(税込)かかるデータ増量オプションですが、契約と同時にデータ増量オプションを「はじめて」申し込むと月額料金が1年間無料になる「データ増量無料キャンペーン2」が実施されます。
●シンプルS 2,178円(税込)
3GB+2GB=5GB
●シンプルM 3,278円(税込)
15GB+5GB=20GB
●シンプルL 4,158円(税込)
25GB+5GB=30GB
3.家族割引で1,188円割引
ワイモバイルを契約する最大のメリットといえるのが、この家族割引です。家族がワイモバイルが規定するプランに加入しており、その契約に紐づく形で家族割引を申し込んだ場合、シンプルS/M/L であれば、2回線目から1,188円(税込)の割引を受けることができます。
家族割引まとめ
・1,188円(税込)割引(シンプルS/M/L)
・家族割引の手続きが必要
・割引が発生するのは2台目から
・同居でなくてもOK
・9回線まで割引適用可能
・My Y!mobileからも申し込み可能
・Pocket WiFiも可(550円(税込)割引)
・おうち割光セット(A)などと併用不可
・家族間通話無料にはならない
「家族がワイモバイルを使っている」ただこれだけの条件で割引を受けることができるので、割引の仕組みとしては非常にシンプルです。
ただし、この後、解説する「おうち割光セット(A)」のようなソフトバンク光とのセット割引などとは割引併用できません。
4.ソフトバンク光とのセット割
(おうち割光セット(A))
おうち割光セット(A)とは、ソフトバンク光あるいはソフトバンクAirを自分が契約しているか、あるいは家族が契約しており、スマホとセットにするとスマホに毎月1,188円(税込)の割引を適用させることができる割引です(シンプルS/M/Lの場合)。
注意点としては、ソフトバンク光の場合、おうち割光セット(A)を受けるためには「指定オプション」の申し込みが必要であり、ソフトバンク光の月額料金とは別に、月額550円(税込)(光BBユニット・Wi-Fiマルチパック・ホワイト光電話など)のオプションに加入する必要があります。
おうち割光セット(A)まとめ
・1,188円(税込)割引(シンプルS/M/L)
・ソフトバンク光あるいは
ソフトバンクAirとセットで利用
・指定オプションの申し込みをしていること
・自動更新ありのプラン
・おうち割光セット(A)の手続きが必要
・家族にも適用可能
・10回線まで割引適用可能
・My Y!mobileからも申し込み可能
・家族割引サービスと併用不可
5.でんきとのセット割引
・110円(税込)割引(シンプルS/M/L)(24ヶ月)
・おうちでんきを申し込む
・おうち割でんきセット(A)を申し込む
・家族にも適用
・10回線まで割引適用可能
・おうち割光セット(A)などと併用可
ソフトバンクが提供している「おうちでんき」とワイモバイルのスマホをまとめて利用すると、スマホの利用料金が24ヶ月にわたって毎月110円(税込)割引されるサービスが「おうち割 でんきセット(A)です。(25ヶ月後からは月額55円(税込)の割引)
2016年4月の「電力小売自由化」により、様々な企業が電力会社から卸売された電力を販売できるようになりました。
ソフトバンクも自社の携帯電話サービスと組み合わせて電力の販売をするようになり、ソフトバンクやワイモバイルのスマホ・インターネットサービスと組み合わせたセット割引を提供しています。
なお、このおうち割 でんきセット(A)は、家族割引、おうち割 光セット(A)と割引併用可能です。
6.60歳以上通話ずーっと
割引キャンペーン
・スーパーだれとでも定額(S)月額770円(税込)
・契約者または利用者が60歳以上
・シンプルS/M/Lを契約
携帯電話で長時間通話をする方で、60歳以上の方には、「60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン」というキャンペーンがおすすめです。
上記の条件であれば、通話時間・回数とも無制限のスーパーだれとでも定額(S)が月額1,870円(税込)のところ1,100円(税込)割引され、月額770円(税込)で利用することができます。
なお、こちらのキャンペーンを適用するにあたって、機種の指定はありません。
ワイモバイル公式HP 60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン
3.ショップがあると何が良いのか?
ワイモバイルは実店舗があり、料金プランの相談や、修理の手続きなどのアフターサポートを受けることができます。
「ワイモバイルは(格安SIMに比べて)高いけど、確かにこのサービスは便利かも」
と、以前筆者がワイモバイルショップにいた頃に思ったこと、あるいは同僚から聞いたことを挙げていきたいと思います。
データ移行サービスがある(有料)
画像引用元:ワイモバイル公式サイト
ワイモバイルショップでは電話帳などのデータ移行やApple IDやGoogleアカウント設定などのサポートを受けることができる「スマホ設定サポート」があります。
有料サービス(3,960円(税込))
データ移行
有料サービス(1,100円(税込))
フィルム貼り
また、Apple ID、Googleアカウント設定、Instagramなどの各SNSの設定などは、1件あたり1,100円(税込)ですが、4件以上だと一律3,960円(税込)でサポートを受けることができます
2.SIMカードの再発行ができる
「SIMカードが認識されない」という理由で、SIMカードの不具合を訴えにショップにみえた方もいました。
SIMカードの再発行もショップがあるワイモバイルでは、即日再発行することができますが、Webの窓口しかない格安SIMでは数日かかることもあります。その間、通話をすることもネットも使うこともできません。
地味なサービスかもしれませんが、閉店間際に来店者の方がみえて、SIMカードを再発行して、喜んでもらえたということも何度かありました。
3.Webにない在庫が残っているかも
これはワイモバイルに限りませんが、ワイモバイルオンラインストアなどのWebに在庫がなくても、ワイモバイルショップ(あるいは家電量販店など)にはその在庫が残っているという可能性もあります。
しかも、大幅値引きされている状態で。
格安SIMより、スマホの月額料金は高いワイモバイルですが、ショップならではのサービスを受けることができるのもワイモバイルの魅力です。
4.【参考】料金比較
「ワイモバイルは一人で持ったら高い」とこの記事でも何度かお伝えしてきました。よくワイモバイルと比較される通信会社のプランと比較してみましょう。
1.UQモバイルと比較
ワイモバイルのシンプルS/M/Lとよく比較されるのが、UQ モバイルのくりこしプラン+5Gです。
それぞれ、家族割引や家のインターネットとの割引が、なし・ありで料金を比較してみましょう。
①割引なしで比較
②割引ありで比較
割引なしの場合のワイモバイルのシンプルS/M/LはUQ モバイルのくりこしプラン+5Gに比べると割高になります。
「UQモバイル くりこしプランについてより詳しく知りたい」という方は、UQモバイル メリット・デメリットもご確認ください。
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2.格安SIMと比較
イオンモバイルなどを除いて、ほとんどの格安SIMは店舗サポートを受けることができません。
また格安SIM全般に言えることですが、通信速度に関しても、大手通信キャリアに引けをとっているところも多いため、ワイモバイルとは比較対象にならないかもしれません。
しかし、ある程度通信速度やアフターサポートといったものに目をつむれば、格安SIMに乗り換えることによって、
音声SIM、3GBで790円(税込)
といったところまで、通信費を安くすることも可能になってきています。もちろん同じソフトバンクブランドのLINEMOミニプランも十分安いです。
上図は小容量帯の月額料金が特に安い格安SIMの料金プランを示したものですが、ワイモバイル、UQモバイルよりさらに料金を下げてきた会社が増えてきています。
5.シンプルS/M/Lプランのメリットデメリットまとめ
■シンプルS/M/Lプランの特徴【メリット】
- データ利用量に合わせたプランが選べる
- 家族で契約すると1,188円割引(2台目以降)
- 家のネットとまとめると1,188円(税込)割引
- ネットワークは4G/5G対応
- SIMだけの契約もできる
- メールアドレスが持てる
- テザリング無料
- ショップでの対応も可能
- 電波はソフトバンクの電波を利用
- 契約期間の縛りなし
■シンプルS/M/Lプランの注意点【デメリット】
- 家族割引がないと割引を受けられない
- 家のネットとまとめないと割引を受けられない
■色々相談したい方は
※量販店や街の携帯ショップに相談に行くと色んな携帯電話会社の説明が聞くことができます。(無理に契約されそうになったら『本人確認書類を持っていないので、また来ます。』または、『時間がないので・・・』と言って逃げてください!)
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