
【メリット|デメリット】オススメ格安SIM ・サブブランド料金まとめ
目次
- 1 目次
- 1.1 1.【楽天モバイル】
- 1.2 2.【ワイモバイル】
- 1.3 3.【UQモバイル】
- 1.4 4.【ahamo】
- 1.5 5.【povo2.0】
- 1.6 6.【LINEMO】
- 1.7 7.【IIJmio】
- 1.8 8.【OCN モバイル ONE】
- 1.9 9.【mineo】
- 1.10 10.【日本通信】
- 1.11 11.【HISモバイル】
- 1.12 12.【BIGLOBEモバイル】
- 1.13 13.【イオンモバイル】
- 1.14 13.【その他】
- 1.15 お近くに弊社の店舗がありましたら格安SIMの事など、お気軽にご相談ください!
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- 1.17 お近くに弊社の店舗がありましたら格安SIMの事など、お気軽にご相談ください!
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【はじめに】格安SIMは何故安い?
「格安SIM」とは、
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどの大手通信キャリアから通信するための設備(基地局や回線)を借り受け、独自の携帯電話サービスを、「安い料金で」提供することを事業とし、「MVNO(仮想移動体通信事業者)」とも呼ばれています。
格安SIMが安い料金プランでサービス提供できている理由としては、上記の様に自前の通信設備を持っていないことに加え、契約・諸手続きをするための実店舗を構えておらず、コストダウンができているためと言われています。
「格安SIMにはどんな会社、ブランドがあるか?」
数年前までは、格安SIM比較の記事はMVNOのみを取り上げたものがほとんどでした。
しかし、最近の傾向としては、MVNOのみならず、ワイモバイル、UQモバイル、楽天モバイルや、さらにはドコモのahamo、au(KDDI)のpovo2.0、ソフトバンクのLINEMOなども一緒に紹介している記事も多くなってきました。これらのプランがMVNOが得意としてきた「データ小容量帯」にも進出してきたからです。
これを踏まえ、この記事ではMVNOに捉われず、世間の注目を集めている格安SIMをピックアップし、あなたにあった格安SIMをご紹介していきます。
※記事内の料金・価格表記は全て税込です。
※2022年3月31日現在の情報です。
目次
- 【楽天モバイル】
0円から使える。データ無制限もあり - 【ワイモバイル】
店舗サポートあり。家族で持つと安くなる - 【UQモバイル】
安さと通信品質のバランス型 - 【ahamo】
5分かけ放題つき20GBで2,970円 - 【povo2.0】
0円から使える。データ量はトッピングで - 【LINEMO】
3GB 990円。5分かけ放題1年無料 - 【IIJmio】
eSIM対応格安SIM※ただしデータのみ - 【OCN モバイル ONE】
定期的にスマホ割引キャンペーンあり - 【mineo】
通信速度で選ぶデータ無制限プランあり - 【日本通信】
音声通話サービスが充実したMVNO - 【H.I.Sモバイル】
値下げ競争で何かと話題の会社 - 【BIGLOBEモバイル】
YouTube、データ量ノーカウント - その他
∟ドコモ回線・au回線とは?
∟SIMロック解除とBand
∟低速化させるとは?
∟格安SIMのデメリット
1.【楽天モバイル】
0円から使える。データ無制限もあり
・データ量1GBまで0円
・データ量使った分だけ支払う段階制
・楽天回線エリアはデータ無制限
・Rakuten Linkを使えば国内通話無料
TV CMでも頻繁に目にした方も多いと思われる楽天モバイル。
楽天モバイルにはMVNO(格安SIM)だった時期もありましたが、現在は自前の通信設備を持っています。そのため厳密な意味で格安SIMとは言えませんが、基本料金0円から持てるプラン「Rakuten UN LIMIT Ⅵ」は他の通信会社のプランとよく比較されます。
楽天モバイルの基地局から発せられる電波が使われている「楽天回線エリア」では、データ無制限で使うことができ、どれだけデータ量を使っても、3,278円(税込)で済みます。
普通に通話をすれば、30秒あたり22円(税込)の通話料がかかりますが、「Rakuten Link」という通話アプリを利用すれば、国内通話は0円です。
2.【ワイモバイル】
店舗サポートあり。家族で持つと安くなる
・ソフトバンクのサブブランド
・電波、通信環境良好
・家族割引、ネットとのセット割引あり
・実店舗でのサポートが受けられる
ワイモバイルは、ソフトバンクが抱える自社ブランドです。通信に使われる電波はソフトバンクのものが使われているため、通信も安定しており、ワイモバイルショップなどの実店舗でも手続きすることが可能です。
反面、他の格安SIMに比べると月額料金が高いですが、家族でワイモバイルを契約して「家族割引」を組むと2台目から月額1,188円の割引が入ったり、家のインターネットをソフトバンク光にして、「おうち割光セット(A)」を組むと、1台目から月額1,188円の割引を入れることができます。
3.【UQモバイル】
安さと通信品質のバランス型
・au(KDDI)のサブブランド
・電波、通信環境良好
・ネット、でんきとのセット割引あり
・実店舗でのサポートが受けられる
au(KDDI)の自社ブランドであるUQモバイルも、ワイモバイル同様、通信環境は安定しており、 実店舗での手続き可能です。ワイモバイルと違い、UQモバイルはもともと「UQコミュニケーションズ」という通信会社の通信事業であり、出自はMVNO(格安SIM)です。
そのためか、ユーザーの方で通信速度を遅くなる設定にして、通信量をカウントせずに使用できる「節約モード」があったり、割引なしの料金がワイモバイルより安い、といった特徴があります。
では、割引を組み込むとどうなるか?以下の図は、自宅のインターネットがauひかりやauでんきなどで、UQモバイルの料金プランである「くりこしプラン+5G」とセットにすると適用される「自宅セット割」を適用させたものです。
ワイモバイル、UQモバイル共に、割引を入れるとMVNO(格安SIM)に迫るところまで、月額料金が安くなります。
ワイモバイル、UQモバイルなどのサブブランドは、大手通信キャリアと通信品質、店舗サポートなどのサービスは同等のままですが、料金プランを下げてきたことでユーザーの支持を集めてきました。
しかし、このサブブランドよりも、もっと料金を下げてきて、もっと世間の注目を集めてきたものがあります。それは、次からご紹介する大手通信キャリアのオンライン専用プランの「ahamo」「povo2.0」「LINEMO」です。
4.【ahamo】
5分かけ放題つき20GBの2,970円だけ
・ドコモの(原則)オンライン専用ブランド
・5分かけ放題つき20GBで2,970円
・電波、通信環境良好
ドコモのオンライン専用プランとして去年の3月にサービス開始となったahamo(アハモ)。
国内通話5分かけ放題込み、20GBのデータ量が使えて月額2,970円(税込)のワンプランは、既存のドコモユーザーだけでなく、MVNOからの転入も多いようです。
ドコモの「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」のような割引はahamoにはありませんが、月のデータ量20GBほど必要で、電波を気にする方は、ahamoは合っているでしょう。
※2022年6月には、ahamoの料金プランに月額1,980円の「大盛りオプション」を追加すると100GBまでのデータ量が使える「ahamo大盛り」がサービス開始予定です。
5.【povo2.0】
0円から使える。データ量はトッピングで
・au(KDDI)のオンライン専用ブランド
・基本料金は0円
・データ量は「トッピング」で随時購入
・電波、通信環境良好
一般的に、携帯電話(スマホ)の料金プランというものは、プランごとに月額料金が決まっており、月に使えるデータ量も一定です。または、楽天モバイルのRakuten UN LIMIT Ⅵのようにその月に使ったデータ量に応じて、基本料金が決まります。
けれども、povo(ポヴォ)2.0は違います。
「トッピング」という方式を採用しており、利用に有効期限があるデータ量をアプリ上で、その都度購入しデータ量を使っていく形をとっており、今までの携帯料金の常識を覆した料金プランとなっています。
画像引用元:povo2.0公式サイト
データ以外にも、かけ放題などのトッピングが用意されており、180日間有料のトッピングの購入がなかったり、一定金額の通話料が発生していないと、利用停止されてしまうようですが、これさえ気をつければ、毎月の料金0円で電話番号を維持させることができます。
他にもpovo2.0には対象店舗で買い物をしたり、サービス利用をしたりすると、データ量がプレゼントされる「ギガ活」があり、ギガ活で、日々使うデータ量を補っている方もいるようです。
6.【LINEMO】
3GB 990円。5分かけ放題1年無料
画像引用元:LINEMO公式サイト
・ソフトバンクのオンライン専用ブランド
・プランは2つ
∟3GBで990円のミニプラン
∟20GBで2,728円のスマホプラン
・LINEギガフリーでデータ消費0
・5分間かけ放題1年間無料
・電波、通信環境良好
大手通信キャリアのオンライン専用ブランドとして最後にご紹介するのはソフトバンクのLINEMO(ラインモ)。
プランは、データ量3GBで990円(税込)のミニプラン、データ量20GBで2,728円(税込)のスマホプランの2つです(2022年4月4日まで、データ追加購入550円/1GBが3回分割引され、ミニプランでは6GBまで、スマホプランでは23GBまで使えます)。
LINEMO独自のサービスとして「LINEギガフリー」があります。LINEギガフリーでは、トーク、音声通話、ビデオ通話利用時でもデータ消費しません。
特筆すべきなのは5分以内の国内通話がかけ放題になる「準通話定額」のオプション料金月額550円(税込)が1年間無料になる「通話オプション割引キャンペーン」でしょう(24時間かけ放題になる「通話定額」は1年間月額料金が。1,650円(税込)→1,100円(税込))。
このように、LINEMOのサービス内容はバラエティに富んでいますが、2021年7月に登場したLINEMO(ミニプラン)によって、MVNO(格安SIM)の料金値下げは、さらに加速したようにも見受けられます。ここからは自前の通信設備を持たない MVNO(格安SIM)のうち、ネット記事でもよく取り上げられている6社の最新情報に迫っていきたいと思います。
7.【IIJmio】
eSIM:2GB440円〜※ただしデータのみ
画像引用元:IIJmio公式サイト
・独自サービスSIMシェア1位
(MM総研「国内MVNO市場調査
2021年9月末時点)
・eSIM対応、2GB440円から(データのみ)
・通話料11円/30秒(専用アプリ不要)
・スマホ割引キャンペーンあり
筆者の主観を交えた書き方になってしまうかもしれませんが、昨今のMVNO(格安SIM)の料金値下げのニュースを目にすると「どこまで下げるの?大丈夫?」と思ってしまう時もあります。
MVNO(格安SIM)一発目としてご紹介するIIJmio(アイアイジェーミオ)も、積極的に料金値下げをしてくる会社です。IIJmioはドコモ回線、au回線を利用しており、「MVNO(格安SIM)の老舗」と言えるほど、歴史があります。
IIJmioは元々は法人向けのインターネット接続サービス、IoTサービスなどを手掛けていた「インターネットイニシアティブ」の個人向けサービスとして発足され、2014年から音声通話機能がついたSIMカードのサービスを提供しています。
現在のIIJmioの主力プランは、「ギガプラン」と呼ばれるものです。ギガプランよりも、容量によってはもっと料金が安いMVNO(格安SIM)もありますが、IIJmioはMVNO(格安SIM)の中では珍しくeSIMに対応しています。
eSIMとは「Embedded SIM」の略称で、スマホなどの端末に予め組み込まれているSIMカードで、携帯料金プランの情報をネットワーク上でダウンロードし、書き換えることができるものです。
iPhoneだと、iPhone XR以降のものであれば、eSIMと物理SIM両方装填することができ、このような構造を持つスマホは「電話はA社、モバイルデータはIIJmio」という使い方が可能です。
IIJmioのeSIMは音声通話機能は備えておらず、データ専用になりますが、「サブ回線」「モバイルデータ用」としてのIIJmioのeSIMはMVNO(格安SIM)の中でも随一の安さを誇ります。
8.【OCN モバイル ONE】
定期的にスマホ割引キャンペーンあり
画像引用元:OCN モバイル ONE公式サイト
・ドコモショップでも契約手続き可能
・通話料11円/30秒(専用アプリ不要)
・スマホ割引キャンペーンあり
MVNO(格安SIM)にも関わらず、ドコモショップでも契約手続きが可能なのが、NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」です。
MVNO(格安SIM)の低廉な料金に惹かれ、いざ乗り換えよう、と思っても最初の契約手続きに抵抗を感じてしまう方、特にドコモの「ガラケーユーザー」の方を対象にしているようです
Webでの契約限定になりますが、OCN モバイル ONEもIIJmioと同様、定期的にスマホ本体価格の割引きャンペーンを実施します。
9.【mineo】
通信速度で選ぶデータ無制限プランあり
画像引用元:mineo公式サイト
・通信速度で選べる無制限プラン登場
∟「スタンダード」990円(最大1.5Mbps)
∟「プレミアム」2,200円(最大3Mbps)
・「パケット放題 Plus」(月額385円)
・お試し割引、5GBでも月額330円(3ヶ月)
・mineo提携店舗で後日SIMを受け取れる
mineoは関西電力が100%出資しているオプテージのMVNO(格安SIM)で、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線を借り受けてサービスを提供しています。
3GBのデータ量でも、月額1,000円を下回ってくる料金プランを出してきているMVNO(格安SIM)と比べるとmineoの料金プラン「マイピタ」は音声通話SIMの場合、一番小さいプランでも、1GBで1,298円(税込)かかるため、他社に比べると一段見劣りするかもしれません。
この点について、少し古くはなりますがケータイWatchさんの、2021年の5月のmineoが「パケット放題 Plus」を提供する理由――オプテージ福留氏に聞くの記事では、福留氏は「値下げではなく、1,000~2,000円という価格帯での安定した通信品質を提供したい」といったことを言っています。
事実2022年3月現在でも、マイピタは値下げはされていません。その代わり、マイピタとは別の切り口で訴求した「マイそく」というプランが生まれました。
画像引用元:mineo公式サイト
マイそくには、二つのプランが用意されていますが、一ヶ月で使えるデータ量は定められていません。データ無制限です。その代わり、二つのプランともに最大速度がそれぞれ、1.5Mbps、3Mbpsに設定されており、それ以上の通信速度はでません。
さらに、祝日を含む月曜日から金曜日までの12時〜13時の間の最大通信速度はなんと最大32kbps。
1.5Mbpsの「スタンダード」は月額990円(税込)、3Mbpsの「プレミアム」は月額2,200円(税込)ですが、通信速度に目をつれば、この料金でデータ無制限で使えることになります。
プランをマイそくにしなくても、マイピタで月額385円(税込)の「パケット放題 Plus」をつけ、アプリ上で設定をすると通信速度が最大1.5Mbpsでデータ使い放題になります(10GB以上でオプション料金は無料になります)。
店舗数は限られますが、全国にもmineoの取り次ぎ店もあります。
10.【日本通信】
音声通話サービスが充実したMVNO
画像引用元:日本通信公式サイト
音声通話サービスを充実させたプラン
①「みんなのプラン」 月額1,390円
データ量6GB 無料通話70分
②「20GBプラン」
無料通話70分 2,178円
24時間かけ放題 3,378円
③「かけほプラン」 月額2,728円
データ量3GB 24時間かけ放題
従量課金制プラン
④「合理的シンプル290」
1GB290円 以降1GBごとに220円
通話料11円/30秒(専用アプリ不要)
日本国内に無数にあるMVNO(格安SIM)ですが、その第一号となったのが、日本通信です。
2001年にPHS事業を行っていたDDIポケット(のちにウィルコムとなり、2022年現在はソフトバンクグループ参加のWireless City Planning)からPHSデータ通信のネットワークを買い取り、ここに日本国内におけるMVNO(格安SIM)が生まれたのです。
今のMVNO(格安SIM)は、とりわけ音声通話SIMに関しては、小容量帯のプランを拡充させ、市場シェアを拡大する、という流れがあります。日本通信も小容量帯の新プランの発表をしました。
しかし、ここ数年の「総務大臣裁定」を通して、回線の提供を受けているドコモから、音声通話を原価で調達することができるようになったため、かけ放題などの音声通話のサービスを充実させた料金プラン開発に力を入れているようです。
11.【HISモバイル】
値下げ競争で何かと話題の会社
画像引用元:HISモバイル公式サイト
①「格安ステップ」
1GB 590円、3GB 790円、5GB 1,190円
7GB 1,490円、10GB 1,790円
②「格安弐拾」 月額2,178円
無料通話70分
データ量20GB
③「格安かけ放題」 月額2,728円〜
24時間かけ放題 データ量3GB〜30GB
④「ピタッ!プラン」 月額1,078円〜
データ量100MB〜30GB
通話料11円/30秒(原則専用アプリ不要)
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※2022年5月中旬より格安ステップの
後継プランがサービス開始予定
1GB(100MB未満) 290円
1GB(100MB以上) 550円
3GB 770円
7GB 990円
2018年2月、上記の日本通信と旅行代理店のHISの合弁会社として誕生したMVNO(格安SIM)が「H.I.Sモバイル」です。
日本通信が関係しているので、基本料金プランも日本通信のものに似ています。
現行の「格安ステップ」も十分安いですが、2022年5月中旬に格安ステップよりもさらに安いプランが登場する予定です。
MVNO(格安SIM)の有名どころといえば、MVNOとして歴史のあるIIJmio、OCN モバイル ONE、mineoあたりが思い浮かぶ方も多いと思いますが、不定期に料金プラン値下げの発表をするH.I.Sモバイルも強烈なインパクトを与えるMVNO(格安SIM)です。
12.【BIGLOBEモバイル】
YouTube、データ量ノーカウント
画像引用元:BIGLOBEモバイル公式サイト
・エンタメフリー・オプション(月額308円)
∟YouTubeなど対象サービス
データ量ノーカウント
YouTube/ABEMA/
U-NEXT/YouTubeキッズ/Spotify
YouTube Music/AWA/Amazon Music
Apple Music/LINE MUSIC/
radiko/らじる★らじる/dヒッツ/
楽天ミュージック/dマガジン
TOWER RECORDS MUSIC/楽天Kobo
dマガジン/dブック/楽天マガジン/
Facebook Messenger/
au PAY マーケット
BIGLOBEモバイルはインターネットサービスプロバイダのビックローブが運営するMVNO(格安SIM)です。
他社に比べて料金プランの優位性はありませんし、他社では専用の通話アプリを使わずに、通常の通話アプリからでも、通話料が安くなりますが、BIGLOBEモバイルにはそういったサービスもありません。一見、見劣りしてしまうかもしれませんが、BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」があります。
エンタメフリー・オプションとは月額308円(税込)で、このオプションを追加すると、YouTubeやSpotifyなどの対象サービスのデータ量を消費せずに使うことができるオプションです。
ただし、エンタメフリー・オプションは、エンタメフリー・オプション専用の帯域が使われ、回線状況によっては通信速度が低下し、YouTubeなどのコンテンツの画質が粗くなってしまうこともあります。
13.【その他】
最後に、初めて格安SIMに変える方向けに、よくある疑問や注意点についてまとめてみます(この章で触れることは、今回の記事で取り上げたMVNO(格安SIM)以外にもあてはまります)。
1.ドコモ回線・au回線とは?
→MVNO(格安SIM)が借りている回線キャリア
MVNO(格安SIM)によって、借りている回線の通信キャリアは異なります。ただなかにはmineoのように、ドコモ、au、ソフトバンク全ての通信キャリアから回線を借りているMVNO(格安SIM)もあります。
MVNO(格安SIM)の公式ホームページには、対応している回線、そして回線速度を確認することが可能です。ドコモで契約したスマホはそのままで、ドコモ回線に対応しているMVNO(格安SIM)に乗り換える場合、後述する「SIMロック解除」をしなくとも使える可能性があります。
MVNO(格安SIM)を契約する際、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線を選ぶことが可能ですが、注意点があります。
例えば選択する回線によっては、30秒あたりの通話料が異なっていたり、かけ放題を使うためには専用の通話アプリからでないと、かけ放題にならなかったり、といった事例がありますので、注意してください。
2.SIMロック解除とBand
→SIMロック解除したからといって、
必ず使えるとは限らない
スマホを含めた携帯電話には、「SIMカード」と呼ばれるカードのようなチップが入っており、SIMカードには契約者情報が書き込まれています。
前述した「eSIM」とは違い、SIMカードは抜き差しできるものですが、従来では「ドコモで契約したスマホはドコモのSIMカードでしか使えない」といったことが一般的であり、このような状態を「SIMロックがかかっている」と言います。
Apple Storeで購入したiPhonenにはSIMロックがかかっていなかったり、海外で購入したスマホには、SIMロックがかけられていませんが、こういったスマホをシムフリーと呼びます。
状況が変わったのは、2015年5月からです。
2015年5月以降に発売された携帯電話・スマホに関してはSIMロックを解除できるようにすることを、各キャリアに義務づけ(SIMロック解除の義務化)、使っているスマホはそのままで、他の会社のSIMカードを使えるようになりました。
ちなみに2022年3月現在では、新たに販売されるスマホに、SIMロックをかけること自体が禁止されるようになっています。
Band(対応周波数)にも注意
SIMロック解除をすれば、他社のSIMカードを入れて使うことができるようになりますが、使おうとしているスマホがMVNO(格安SIM)に対応しているかどうかもチェックしましょう。
各通信キャリアに割り当てられている電波(周波数)は決まっており、各通信キャリアから回線を借りているMVNO(格安SIM)が対応している電波(周波数)も決まっています。
一方、各スマホ端末にも、対応している周波数(電波帯)は決まっていますが、スマホに対応している周波数(電波帯)が各キャリアに割り当てられている電波(周波数)に対応していなければ、当然スマホを使うことができません。
普段使っているスマホが、新しく契約しようとしているMVNO(格安SIM)に対応しているかどうかは、MVNO(格安SIM)のホームページで確認しておきましょう。
3.低速化させるとは?
→通信速度を落とす代わりに
データ量消費(カウント)ゼロにする
大手通信キャリア、ahamoなどのオンライン専用ブランド、ワイモバイルを除いたMVNO(格安SIM)のほとんどは、通信会社のアプリ上で通信モードを低速に切り替えることによって、通信量消費なしで通信することができます。
MVNO(格安SIM)によって、低速化させた速度は異なりますが、概ね最大200〜300kbpsが多いです(UQモバイルの節約モードはくりこしプラン+5G(M/L)では1Mbps)。
ちなみに、筆者はUQモバイルのくりこしプランSを契約していた時、試しに節約モードの最大300kbpsでブラウザ開いたり、YouTubeを視聴したりしました。しかし、ヤフーのトップページがなかなか開かなかったり、YouTubeも途中で止まったりしたため、少しストレスを感じました。
4.格安SIMのデメリット
→昼時の通信速度が遅いだけでなく、
1日を通して通信速度が遅くなるときもある
MVNO(格安SIM)を使っていて、
「おっすごい速い!」
そう思う日もある一方、
「1Mbpsしかでてない・・・」
そう思う日もあります。
2022年3月現在、筆者はIIJmioとOCN モバイル ONEを時折使っていますが、昼時以外でも下り速度1〜2Mbpsしか出ず、遅いと感じる時もあります。
→実店舗でのアフターサービスが
あまり充実していない
最近は、MVNO(格安SIM)の契約手続きできる店舗も増えてきました。ただ、大手通信キャリアに比べると、コストの関係で仕方ないのですが、「契約後のアフターサーポートは、専用のチャットかコールセンターで」というところもまだまだあります。
1~3GBの小容量帯の料金が「激安状態」のMVNO(格安SIM)ですが、やはりある程度、携帯電話に関する知識が必要になってきます。
格安SIMキャンペーン比較
お近くに弊社の店舗がありましたら格安SIMの事など、お気軽にご相談ください!
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