【LINEMO(ラインモ)楽天モバイル比較】楽天モバイル→LINEMOへ乗り換えすべき?
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まえがき
楽天モバイル、料金プラン改定。
去年の7月から始まった「Rakuten UN LIMIT Ⅶ」は、データ量3GBまで1,078円、これが最低料金となりました。
画像引用元:楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルの料金プラン改定が影響したためか、他社に乗り換えを検討している方も多いようです。この記事では、いくつかある携帯会社の中でも、「データ量」「通話料」「速度」においてよく比較される、ソフトバンクのオンライン専用プラン「LINEMO」を取り上げてみたいと思います。
楽天モバイルで普段から1GB以上のデータ量を使っていて、既に1,078円(税込)以上払っている方にも、参考になるような記事を書いてみました。今ならデータ量3GBの「LINEMO ミニプラン」であれば、半年間実質0円キャンペーンも実施中です。
楽天モバイルのRakuten UN LIMIT Ⅶとの比較を通しての、LINEMOのメリット・デメリット、そして楽天モバイルからLINEMOへの乗り換える時に受けられるキャンペーンについて解説していきますので、乗り換えを検討している方は参考にしてみてください。
※記事の内容は2023年2月3日現在の情報です。
※記事内の料金表記・価格表記は税込です。
目次
楽天モバイル LINEMO 比較
料金
LINEMOは2つのプランから選択可能です。
データ量3GB、月額990円(税込)の「LINEMO ミニプラン」とデータ量20GB、月額2,728円(税込)の「LINEMO スマホプラン」この2つです。
楽天モバイルの場合、3GBまでの利用データ量の料金は1,078円(税込)と、LINEMO ミニプランよりも高いです。ですので、毎月のデータ量が3GB以内に収まるのであれば、(データ量だけ考慮すれば)LINEMO ミニプランに乗り換えた方が良いでしょう。
一方、少し難しいのは毎月の利用データ量は「4GB」「5GB」といったように「3GBを少し超えるぐらい」という場合。
こういったケースでは、楽天モバイルのままだと、「4GB」使っただけでも、2,178円(税込)請求されてしまいます。あるいはLINEMO スマホプランに乗り換えても、余ったデータ量を翌月以降に繰り越すことはできないので、2728円(税込)の支払いはもったいない気もします。
このように、「利用データ量が3GBを少し超えたあたり」というケースでは、格安SIM(MVNO)を利用した「デュアルSIM運用」も考えてみましょう。
例えば日本通信の「合理的シンプル290プラン」(eSIM対応)であれば、1GBで290円(税込)から、IIJmioのギガプランのeSIMであれば2GBで440円(税込)からのプランが用意されています。少し話は逸れてしまいましたが、これらMVNOのSIM(eSIM)をサブ用として、上手く活用するのも手です。
通話料
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Rakuten Mobile | LINEMO | |
22円 / 30秒 | 通話料金 | 22円 / 30秒 |
①Rakuten Link →無料 | 通話オプション① | ①通話準定額 550円→0円 |
アプリからの通話で 国内通話かけ放題 | 条件 | (5分かけ放題) |
②15分(標準) 通話かけ放題→1,100円 | 通話オプション② | ①通話定額 1,650円→1,100円 |
アプリからの通話で 国内通話かけ放題 | 条件 | (かけ放題) |
筆者も楽天モバイルをメインで使っていた2020年10月〜2021年2月頃、楽天モバイルの無料通話アプリ「Rakuten Link」にはお世話になりました。どれだけ通話をかけても、(対象外電話番号を除けば)通話料金がかからないことは、素直に感動したものです。
通話品質に賛否両論あるRakuten Linkですが、Rakuten Linkがあるからこそ楽天モバイルを契約している、という方も多いでしょう。
楽天モバイルからLINEMOに乗り換えた場合の通話料金は同じで、30秒あたり22円(税込)。5分以内などの短い時間内の通話が多い方は、5分以内の通話がかけ放題になる「通話準定額」をつけましょう。
月額550円(税込)のオプション料金がかかりますが、通話オプション割引キャンペーンにより、LINEMO契約から1年後まで、通話準定額が無料になります。
5分以上通話をする場合は、24時間国内通話かけ放題になる「通話定額」をつけましょう。こちらもオプション料金として月額1,650円(税込)かかりますが、キャンペーンにより、契約から1年後までは毎月1,100円(税込)でかけ放題をつけることができます。
3GB 「ミニプラン」の料金イメージ
契約〜13ヶ月目
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LINEMOミニプラン 契約〜13ヶ月目 | 通話オプション なし | 通話準定額 (5分かけ放題) | 通話定額 (24時間かけ放題) |
基本料金 | 990円 | 990円 | 990円 |
通話オプション | - | 550円 | 1,650円 |
割引 | - | -550円 | -550円 |
月額合計 | 990円 | 990円 | 2,090円 |
14ヶ月目〜
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LINEMOミニプラン 14ヶ月目〜 | 通話オプション なし | 通話準定額 (5分かけ放題) | 通話定額 (24時間かけ放題) |
基本料金 | 990円 | 990円 | 990円 |
通話オプション | - | 550円 | 1,650円 |
月額合計 | 990円 | 1,540円 | 2,640円 |
20GB 「スマホプラン」の料金イメージ
契約〜13ヶ月目
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LINEMOスマホプラン 契約〜13ヶ月目 | 通話オプション なし | 通話準定額 (5分かけ放題) | 通話定額 (24時間かけ放題) |
基本料金 | 2,728円 | 2,728円 | 2,728円 |
通話オプション | - | 550円 | 1,650円 |
割引 | - | -550円 | -550円 |
月額合計 | 2,728円 | 2,728円 | 3,838円 |
14ヶ月目〜
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LINEMOスマホプラン 14ヶ月〜 | 通話オプション なし | 通話準定額 (5分かけ放題) | 通話定額 (24時間かけ放題) |
基本料金 | 2,728円 | 2,728円 | 2,728円 |
通話オプション | - | 550円 | 1,650円 |
月額合計 | 2,728円 | 3,278円 | 4,378円 |
通信速度・電波を比較
2022年6月29日(水)の午前9時台から午後8時台にかけて、楽天モバイルとLINEMOの通信速度を測ってみました。計測場所は1カ所のみで、弊社が入居している渋谷ヒカリエ32階の執務室でしたが、楽天モバイルの電波は、終日「楽天回線エリア(楽天モバイルの電波)」の電波を拾っていました。
計測状況
・計測場所 | 渋谷ヒカリエ32階(弊社オフィス内) |
---|---|
・計測アプリ | Speed Test Master |
・使用スマホ | iPhone12mini(iOS 15.5) |
・計測時間帯 | 午前9時〜午後8時 |
・計測方法 | 1時間ごとに各2回ずつ計測 |
以下、3時間ごとの楽天モバイル、LINEMOの通信速度の状況を示していきます。
午前9時|午前10時|午前11時
楽天モバイル
ダウンロード速度:28Mbps〜42Mbps
アップロード速度:14Mbps〜64Mbps
LINEMO
ダウンロード速度:34Mbps〜59Mbps
アップロード速度:26Mbps〜32Mbps
午後12時|午後1時|午後2時
楽天モバイル
ダウンロード速度:19Mbps〜67Mbps
アップロード速度:23Mbps〜54Mbps
LINEMO
ダウンロード速度:0Mbps〜49Mbps
アップロード速度:1Mbps〜32Mbps
午後3時|午後4時|午後5時
楽天モバイル
ダウンロード速度:1Mbps〜39Mbps
アップロード速度:2Mbps〜54Mbps
LINEMO
ダウンロード速度:46Mbps〜58Mbps
アップロード速度:26Mbps〜32Mbps
午後6時|午後7時|午後8時
楽天モバイル
ダウンロード速度:13Mbps〜34Mbps
アップロード速度:20Mbps〜32Mbps
LINEMO
ダウンロード速度:8Mbps〜186Mbps
アップロード速度:20Mbps〜32Mbps
速度測定結果まとめ
(一部例外もありましたが)この日の楽天モバイルとLINEMOの計測では、「LINEMOの方が、気持ち速いかな?」といったぐらいの違いでした。
ただ、筆者は、ごくたまにスマホゲームをするぐらいですが、あるスマホゲームをしていると、楽天モバイルの回線を「モバイルデータ通信」に設定していると、「反応が遅かったり(タップしても次に進まない)」、「断続的に接続が途切れてしまう」といったことはあります。
そう考えると、やはり楽天モバイルの回線は、「まだまだ安定性に欠けるかな」と感じてしまう時もあります(2022年7月4日時点)
LINEMOの対応機種
画像引用元:LINEMO公式サイト
LINEMOではスマホ端末は取り扱っていません。ですので、スマホ端末だけ用意するか、今楽天モバイルで使っているスマホを使うことになります。
LINEMOで動作確認がとれている端末は事前にLINEMO公式サイトにて確認しておきましょう。
LINEMOのキャンペーン
2023年2月3日現在、LINEMOで実施されている主なキャンペーンは以下の3つです。
ミニプラン基本料最大半年間 実質無料キャンペーン
画像引用元:LINEMO公式サイト
ミニプラン月額料金990円相当分のPayPayポイントが最大6ヶ月間付与されます。
対象プラン
ミニプランのみ
契約形態
乗り換え・新規
期間
終了日未定
付与時期
開通月の翌々月から毎月
それ以外の注意点としては、
①1回線につき1回限りの適用
②同一名義で複数回線を申し込んでも、特典が適用されるのは1回線目のみ
③PayPayポイントが付与されるのはLINEMO ミニプラン契約月の翌々月からとなるため、6カ月分のPayPayポイントをもらうためには、完全実質0円にはならない
といった点が挙げられます。なお、後述する通話オプション割引キャンペーンとも併用可能です。
PayPayポイントあげちゃうキャンペーン
画像引用元:LINEMO公式サイト
LINEMO スマホプランへの乗り換えで、PayPayポイントが10,000円相当付与されるキャンペーンです。
対象プラン : スマホプランのみ
契約形態
乗り換え(10,000円)・新規(3,000円)
期間
終了日未定
付与時期
開通月の5ヶ月後の上旬
注意点は、
①開通した月の4ヶ月後までに、一度でもミニプランに変更しているとキャンペーン対象外になること
②1回線につき1回限り
③同一名義で複数回線を申し込んでも、1回線目のみ
といったものが挙げられます。
通話オプション割引キャンペーン(終了日未定)
画像引用元:LINEMO公式サイト
5分かけ放題:550円→0円に!
かけ放題:1,650円→1,100円に!
「通話オプション割引キャンペーン」は契約から1年後まで、各通話オプションから550円(税込)割引されるキャンペーンです。5分以内の国内通話がかけ放題になる「通話準定額」であれば、1年後まで無料です。
「LINEMO ミニプラン」+「通話準定額」
この組み合わせであれば、データ量3GBと5分以内かけ放題が契約から13ヶ月間、月額990円(税込)で使えます。ここではLINEMO ミニプランを例にとりましたが、LINEMO スマホプランでもキャンペーンは適用されます。ただし、LINEMO申し込みだけでは、このキャンペーンは適用されません。キャンペーンを適用させるためには、必ず、「通話準定額」または「通話定額」の申し込みが必要です。
LINEギガフリーとは?
LINEの音声通話・ビデオ通話も
データ消費ゼロ!
「LINEギガフリー」は、LINEのトーク・音声通話・ビデオ電話だけでなく、データ量の大きな画像や動画の送受信でもデータ量を消費することなく使える機能です。LINEMO スマホプラン、LINEMO ミニプラン、両プラン対応可能。各プランの月間データ量を超えても速度制限がかかりません。
※LINEギガフリー対象外サービスに関しては、
コチラから
LINEMO3つのメリット
3つのメリット
安定した通信品質
LINEMOの通信品質はSoftBankと同等品質と言われています。上記通信速度・電波でも、楽天モバイルとLINEMOの通信速度比較を示しましたが、下り速度は50Mbps付近、上り速度は30Mbps付近と、1日を通しても概ね通信速度は良好でした。
SoftBankの電波が入りづらい地域に住んでいる方は別ですが、そうでない方はストレスなくLINEMOは使えるでしょう。
3GB以下のデータ量が安い
今でこそ、「1GBで290円」(日本通信の合理的シンプル290プラン)、「3GBで792円」(NUROモバイルのVSプラン)といったように、3GB以下でLINEMO ミニプランよりも料金が安い通信会社がでてきましたが、「SoftBankの通信品質で3GB使えて990円」のLINEMO ミニプランはやはり安いです。
対して、楽天モバイルのRakuten UN LIMIT Ⅶは、例えば月の利用データ量が1GBだけだったとしても、1,078円(税込)かかってしまいます。
LINEヘビーユーザーに優しい
LINEMO契約特典
・LINEギガフリー
このキャンペーンについては、キャンペーンや、LINEギガフリーとは?でも触れましたが、LINEのサービスをよく使う方からすれば、重宝するでしょう。
6つのデメリット
かけ放題が無料ではなくなる
楽天モバイルのRakuten Linkアプリは、通話品質については賛否両論ありますが、国内通話無料、そしてアプリ利用料自体無料であることは大きな武器です。通話先が携帯電話でも、固定電話でも関係ありません。何時間通話しても、通話料がかからないものは、Rakuten Link以外ありません。
アプリ自体も無料、通話料も無料のRakuten Linkに慣れている方からすれば、LINEMOに乗り換える際には、やはり通話料やかけ放題オプションの料金が気になるところでしょう。
3~20GBの料金プランがない
LINEMOは、データ量3GBのLINEMO ミニプラン、データ量20GBのLINEMO スマホプランの2つから選べますが、「3GBと20GBの間」が用意されていません。
3GBで足りなかった場合は、データ量を追加購入することもできますが、1GBあたり550円(税込)と割高です。
データくりこしが出来ない
仮に、LINEMO ミニプランでその月に使ったデータ量が1GBだけで、2GB分のデータ量が余ったとしても、翌月に余ったデータ量をくりこすことはできません。
「3GBと20GBの間が用意されていない」
「データくりこしができない」
楽天モバイルのRakuten UN LIMIT Ⅶもデータくりこし機能こそありませんが、利用データ量が3GB超えたとしても段階制プランなので、低速化することには繋がりません。
これらの状況から、LINEMOの料金プランは楽天モバイルに比べると、柔軟性は持っていないということが言えるでしょう。
留守番電話非対応
LINEMOは留守番電話非対応です。割り込み通話など、電話補助機能も非対応です。
一方、楽天モバイルは「留守番電話」「割込通話」「着信転送」などの電話補助機能は一通り対応しており、なおかつ無料で使えます。
画像引用元:楽天モバイル公式サイト
2022年7月4日時点のLINEMOのオプションは、こちらのLINEMO オプションからご確認ください。
店舗サポートが受けられない
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランなので、ソフトバンクショップ、ワイモバイルショップなどの実店舗では手続きできません。
契約前・契約後の相談は、全てチャットサポートでの対応となるため、今まで携帯電話に関することは、携帯ショップに相談していた方は、最初は戸惑うかもしれません。
eSIM発行に受付時間がある
eSIMのプロファイル(データ)をスマホから削除した場合、eSIMの再発行が必要になりますが、LINEMOの場合、eSIMの再発行申し込みができる時間帯は午前9時〜午後9時の間だけと決まっています。
あまりない事例かもしれませんが、eSIMのデータを削除してしまったり、機種変更して別のスマホでLINEMOのeSIMを利用する際、夜10時にeSIMのデータをインストールしようとしても、LINEMOではそれができません。朝になるまでは。
一方、楽天モバイルの場合、eSIMの再発行は24時間可能です。このあたりの利便性も楽天モバイルの方が高いと言えるでしょう。
LINEMO よくある質問
テザリング
- 無料
- 制限なし(データ容量内)
テザリングは無料で、データ容量内であれば特に制限はありません。
データくりこし
データくりこし機能はありません。
eSIM対応
対応しています。ただし、eSIMの再発行受付時間は午前9時〜午後9時までと決まっている点に注意です。
(楽天モバイル)端末代金残債
端末代金が残っていても、乗り換え可能です。分割払いで請求がくるだけです。
楽天モバイルの楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム(iPhoneの本体代金を48回払いにしている場合、25カ月目にiPhone本体を楽天モバイルに返却すると、残りの分割支払金が免除されるサービス)に加入している場合でも、25カ月経っていれば、他社に乗り換えても残りの分割金の支払いは免除されます。
毎月の料金の支払い方法
- クレジットカード
- 口座振替
キャリア決済の有無
ソフトバンクまとめて支払いが利用可能です。
契約期間・違約金の有無
2年契約などの契約期間は、LINEMOには定められていません。故に、いつ解約しても、違約金(解約金)はかかりません。
まとめ
以上、この記事では楽天モバイルからLINEMOに乗り換えた場合の料金、通信速度比較、キャンペーン、そしてLINEMOのメリットやデメリットについてまとめてきました。
“安定した通信品質がいい””LINE関係のおトクなサービスを使いたい”そんな方は、LINEMOに乗り換えてみてはいかがでしょうか?
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