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mineo 料金プラン解説「マイピタ」「マイそく」どちらが良い?

mineo 料金プラン解説「マイピタ」「マイそく」どちらが良い?

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<2022年10月4日新規作成>

まえがき

 

“(条件つき)データ使い放題”

“10分かけ放題が月額550円”

 

料金プラン改定の度に、革新的なサービスを提供し続けているmineo。ですが、同時に「合う」「合わない」がはっきり分かれるMVNOです。この記事では、mineoの料金プランの概要について解説していきますので、気になるところからチェックしていって下さい。

 

※記事作成日:2022年10月4日。

※記事内の料金表記は全て税込。

 

mineoとは?

全国で使える「トリプルキャリア」

mineo(マイネオ)は、関西電力グループの株式会社オプテージが提供しているMVNOです。

 

詳しくは後述しますが、その特徴は、①最大通信速度を抑える代わりに、低料金でデータ使い放題のオプションまたは料金プランがある②10分かけ放題が月額550円(税込)で利用できる。この2点が最大の特徴です。

 

mineoが大手通信キャリアから借りている回線は、NTTドコモ、KDDI、SoftBank。このため契約する場合も、Aプラン(au回線)、Dプラン(ドコモ回線)、Sプラン(ソフトバンク回線)(mineoでは、回線の種類を「プラン」と呼ぶ)から選ぶことができます。プランによって、通信速度、対応機種、eSIM対応・非対応などは異なりますが、月額料金は同じです。

料金プラン①「マイピタ」

マイピタ+パケット放題Plus
→1,683円でデータ使い放題

mineoの料金プランは、「マイピタ」と「マイそく」の2種類からなりますが、この章ではマイピタから解説します。

 

データ容量ごとに4つのコースに分かれているマイピタは①音声通話+データ通信②データ通信専用が用意されており、他社の料金プランにもよく見られる形のものです。なお音声通話+データ通信を「デュアルタイプ」、データ通信のみを「シングルタイプ」と言います(mineoでは、通信の種類の違いを「タイプ」と呼ぶ)。

マイネオ料金プラン

画像引用元:mineo公式サイト

音声通話+データ通信

1GBで1,298円、5GBで1,518円、
10GBで1,958円、20GBで2,178円

 

データ通信のみ

1GBで880円、5GBで1,265円、
10GBで1,705円、20GBで1,925円

 

音声通話+データ通信、データ通信のみ共に、余ったデータ量は翌月まで繰り越すことができる点、アプリの操作一つでデータ容量を消費しないようにできる点(最大200kbps/1.5Mbps)は、他のMVNOと同じです。

※プラン/タイプ/コースの意味について

mineoの公式ページや、申し込み手続きページには、「プラン」「タイプ」「コース」、この3つの用語が使われています。どれも似たイメージを持つ言葉なので区別がつきにくいと思います。

ここで、3つが表しているものについて一旦整理してみましょう。

プラン→ドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線

タイプ→音声+データ通信/データ通信

コース→1GB/5GB/10GB/20GB

他社が「プラン」として使っているものとは意味が異なっているので、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

 

上記コースのデータ容量を使い切ると、最大通信速度200kbpsにまで低速化しますが、月額385円(税込)の「パケット放題Plus」に加入し、マイページから「mineoスイッチ」をONにすると、最大通信速度1.5Mbpsでデータ使い放題になります(※混雑回避のため、3日間で10GB以上利用すると速度制限あり)。

 

このパケット放題Plusのオプション料金は、10GBコース以上であれば、無料です。

 

例として、パケット放題Plusに加入した前提で、「音声通話+データ通信(デュアルタイプ)」「データ通信のみ(シングルタイプ)」それぞれのタイプ、4つのコースで比較してみましょう(表の中の料金は月額385円のパケット放題Plus込み。ただし、10GBコース、20GBコースはパケット放題Plusの月額料金は無料)。

           

音声+データ データのみ
1GBコース 1,683円 1,265円
5GBコース 1,903円 1,650円
10GBコース 1,958円 1,705円
20GBコース 2,178円 1,925円

 

Twitter上でも、「マイピタ+パケット放題Plus」の使い方を気に入っている方のツイートが散見されます。

一方、「マイピタ+パケット放題Plus」ではなく、mineoのもう一つの料金プランである「マイそく」の方が良いかも?と考える方もいるようです。

使い方によっては、マイピタよりも月額料金が安くなる、あるいは料金は上がるケースもあるが、より快適に使えるマイそく。次の章からは年間の最終目標を4万件と置くなか、リリース開始からわずか2カ月で2万件を超える反響を得たマイそくについて解説していきます。

料金プラン②「マイそく」

通信速度を選んで、使い放題のマイそく
(300kbps/1.5Mbps/3Mbps)

マイそくは月曜日〜金曜日の12時から13時までの最大通信速度が32kbpsに制限される代わりに、規程の最大通信速度でデータ使い放題になる料金プランです(※混雑回避のため、3日間で10GB以上利用すると速度制限あり)。

 

なお、マイそくでも、Aプラン(au回線)、Dプラン(ドコモ回線)、Sプラン(ソフトバンク回線)の3つの回線から選択可能で、音声通話+データ通信・データ通信のみの2つのタイプからも選択可能です(全て料金は同一)。

 

マイそくライト

・月額660円(税込)

・最大300kbps

マイそくスタンダード

・月額990円(税込)

・最大1.5Mbps

マイそくプレミアム

・月額2,200円(税込)

・最大3Mbps

 

それぞれの、通信速度ではどれくらいのことができるのか?あくまでも一つの目安になりますが、mineo マイそくの公式ページにある図表を引用すると以下の通りです。

マイそく できること

画像引用元:mineo公式サイト

 

図表からは最大通信速度1.5Mbpsのマイそくスタンダードでも、動画視聴が可能であることが見て取れます。

 

“月額990円(税込)、1.5Mbpsで動画も視聴できる”
(月〜金の12時から13時を除く)

 

こんな使い方もできます。

 

「コース(データ量)によってはマイピタよりも月額料金が安くなるマイそくライトを契約して、10分かけ放題を『最安』で安く使う」なんて使い方もできます。

 

次の3章では、mineoが打ち立てた14万件の目標(かけ放題の成約)に対して3カ月で4万件(うち3万件が10分かけ放題)契約された、mineoのかけ放題オプションについて解説していきます。

mineo かけ放題と通話料

画像引用元:mineo公式サイト

mineoのかけ放題は、2種類あります。

・10分かけ放題 550円(税込)

・時間無制限かけ放題 1,210円(税込)

 

今なら、キャンペーン中で10分かけ放題が月額440円(税込)、時間無制限かけ放題が月額990円(税込)で1年間利用できます。ちなみにA回線(au回線)/ D回線(ドコモ回線)/S回線(ソフトバンク回線)共に、専用の通話アプリ不要です(10分過ぎた後の通話料は30秒あたり11円(税込))。

 

「14万件の目標に対して、かけ放題が3カ月で4万件(うち3万件が10分かけ放題)契約された」と先ほど、触れましたが、マイネオの人気は10分かけ放題の安さにあります。MVNOの中で、10分かけ放題を用意しているMVNOの中で5社を取り上げました。「最低料金+10分かけ放題」で比較してみましょう。

 

各社割引キャンペーンを適用させた場合。

           

mineo
(マイそくライト)
IIJmio
(2GB)
OCN モバイル one
(500MB)
NUROモバイル
(3GB)
イオンモバイル
(0.5GB)
基本料金 660円 410円 550円 792円 803円
10分かけ放題 440円 290円 935円 880円 935円
月額合計料金 1,100円 700円 1,485円 1,672円 1,738円

※mineo最大1年間割引キャンペーン適用。
※IIJmio乗り換え応援キャンペーン適用。

 

割引キャンペーンなしの場合。

           

mineo
(マイそくライト)
OCN モバイル one
(500MB)
IIJmio
(2GB)
NUROモバイル
(3GB)
イオンモバイル
(0.5GB)
基本料金 660円 550円 850円 792円 803円
10分かけ放題 550円 935円 700円 880円 935円
月額合計料金 1,210円 1,485円 1,550円 1,672円 1,738円

 

各社割引キャンペーンを加味した場合は、IIJmioのランニングコストが一番安くなりますが(半年間)、割引キャンペーンがなければ、mineoの「マイそくライト(660円)+10分かけ放題(550円)」月額1,210円(税込)が最安になります。

 

もし、10分かけ放題をつけない場合の通話料は、30秒あたり22円(税込)と大手通信キャリアと変わりませんが、mineoでんわという専用アプリから通話をすると、30秒あたり10円(税込)にまで通話料を下げることができます(ただしmineoでんわを申し込みすると、10分かけ放題などの通話オプションは申し込みできなくなる)。

mineo その他サービス(データ・通信系)

この記事では、mineoのマイピタ、マイそく、かけ放題オプションの概要について解説してきました。これら以外のサービス、オプションについてもいくつかピックアップします。まずは、データに関するものから。

フリータンク

mineo フリータンク

画像引用元:mineo公式サイト

利用料金:無料

料金プラン:マイピタ

「フリータンク」はデータ容量を全国のmineoユーザーでシェアするサービス。余ったデータ容量を他のユーザーに分けたり、逆にデータ容量を他のユーザーからもらうことが可能。

ゆずるね

mineo ゆずるね

画像引用元:mineo公式サイト

利用料金:無料

料金プラン:マイピタ

「ゆずるね」は月曜日〜金曜日の12時から13時の間、動画や写真のデータのやりとりで、数MB以上のデータ通信をしなければ、「ゆずるね達成」となり、毎月の達成回数によって得点が付与される(例 5回達成で100MB獲得など)。

 

ゆずるね実施の前の11時30分までに、mineoアプリ上で「ゆずるね。宣言」をする必要がある。

5G通信オプション

mineo 5G通信オプション

画像引用元:mineo公式サイト

利用料金:無料

料金プラン:マイピタ・マイそく

5G通信を利用するには、申し込みが必要。

パケットギフト

mineo パケットギフト

画像引用元:mineo公式サイト

利用料金:無料

料金プラン:マイピタ

余ったデータ容量を、ほかのmineoユーザーに贈ることができる。「フリータンク」との違いは、データ容量を直接やりとりできる点にある。

パスケット

mineo パスケット

画像引用元:mineo公式サイト

利用料金:月額110円(税込)

料金プラン:マイピタ

「自分専用のフリータンク」。無期限でデータ容量を繰り越すことができる。貯められるデータ容量は最大10PB(約1,000万GB)。

パケットチャージ

mineo パケットチャージ

画像引用元:mineo公式サイト

利用料金:100MBごとに55円(税込)

料金プラン:マイピタ

100MBごと、55円でデータ容量を追加可能。

24時間データ使い放題オプション

利用料金:1回(24時間)330円(税込)

料金プラン:マイそく

マイそく専用のオプション。330円(税込)で24時間データ使い放題。月曜日〜金曜日の12時から13時、3日間で10GB超過時も制限なしで高速データ通信が可能。

mineo 公式ページ 24時間データ使い放題

eSIM

mineo eSIM

画像引用元:mineo公式サイト

プラン:Aプラン(au回線)のみ

2022年10月4日現在、Aプラン(au回線)のみeSIM対応。

mineo その他サービス(メールアドレス・割引など)

最後に、データ・通信に関するもの以外のサービスについて

メールアドレス

画像引用元:mineo公式サイト

利用料金:無料

料金プラン:マイピタ・マイそく

「@mineo.jp」のメールアドレスが使用可能。ただし、これは大手通信キャリアのキャリアメールとは違い、PCメールとしての立ち位置となっている。

家族割引・複数回線割引

割引額:-55円(税込)

家族割引は、最大5回線まで、複数回線割引は最大10回線まで割引適用。ただし、両割引は併用不可。

 

 

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