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「SIMロック解除したらどうなる?」解約後のSIMロック解除も解説

「SIMロック解除したらどうなる?」解約後のSIMロック解除も解説

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まえがき

 

(2021年10月15日更新)
「SIMロック解除したらどうなる?」
「SIMロック解除しても、デメリットはないか?」
「そもそもSIMロック解除とは?」
「各社SIMロック解除の条件が知りたい」
「解約後でもSIMロック解除はできるのか?」
「SIMロック解除が不要なケースを知りたい」

 

今回の記事を対象にしている読者の方は、上記の様に考えている方々です。

 

記事を読んで頂ければ、SIMロック解除について一通りご理解して頂けるかと思いますが、もしかしたら、「自分の場合はSIMロック解除する必要なかった!」という方もでてくるでしょう。

 

この記事を読んで、SIMロック解除への疑問点を無くしていって頂ければと思います。

 

※2021年10月13日現在の情報です。

 

関連記事

【徹底解説】SIMロック解除って何?

 

SIMロック解除後は?デメリットは?

SIMロック解除 デメリット

SIMロック解除をしたからといって、契約面や料金面でデメリットが生じることはありません。

 

筆者がワイモバイルショップで勤務していた時(2015年〜2020年11月)、SIMロック解除のために、ご来店された方もいらっしゃいました。
そこで聞かれたこと、心配されていたことを
以下にまとめます。

 

Q.SIMロック解除したら解約されるのか?

大丈夫です、解約されません。

 

SIMロック解除をしても、解約されたり、あるいは今まで受けていた割引サービスが終了して、月額料金が高くなったりすることはありません。

 

もちろん、SIMロック解除をしてもスマホも普通に使えますが、SIMロック解除に関する各社の注意事項には、スマホに保存されているデータについての注意事項があります。

 

それは、SIMロック解除を実施した場合、スマホ内に保存しているデータが変化したり、消失したりする可能性がある、ということです。

 

ちなみに、筆者の経験では、店頭でのSIMロック解除手続き、WEBでのSIMロック解除手続き全てを通しても、来店者の方、および自身のスマホのデータが消失したことはありません。

 

Q.SIMロック解除のタイミングは?
   MNP予約番号発行の先か後か?

いつでも、大丈夫です。

 

SIMロック解除には、

「一旦SIMロック解除したら、〇日までに他社に乗り換えなければならない」

といったような、有効期限はありません。

 

電話番号そのままで、他社に乗り換える際に必要な「MNP予約番号」には、発行から15日間(乗り換え会社によっては、さらに短い)の期限があります。

 

そのため、「SIMロック解除、MNP予約番号発行どちらからすすめればよいのか?」と考える方もいらっしゃるのかもしれません。

 

記事の冒頭では、SIMロック解除についての基本については触れずに、SIMロック解除をする直前まで考えが進んでいる方向けに解説しました。

 

次の第2章では、「SIMロック解除」とは何か?「SIMとは何か?」というところまで、掘り下げて話をすすめていきます。

そもそもSIMロック解除とは?

SIMロック解除 疑問点

SIMロック解除の「SIM」とは
Subscriber Identity Mobuleの頭文字から
とったもので、携帯電話の加入者(Subscriber)を識別(Identity)する部品を意味しています。

 

最近になってきて聞かれるようになってきた「eSIM」の様に例外もありますが、携帯電話やスマホの中に内蔵されているSIMは、基本的に抜き差しできるチップ状(縦横1cm程)になっており、これを「SIMカード」と呼びます。


0:45〜『SIMとeSIMの解説』から再生されます。

 

携帯電話を街で契約できるようになって約30年経過しましたが、スマホを契約する際、SIMカードはスマホ本体にセットされた状態で渡されるケースがほとんどです。

 

海外の場合は?

SIMロック 海外

ここで、一旦海外の話をします。
海外ではスマホ本体とSIMカードは別々に販売される地域が多いです。

 

何故、こういった手法がとられているのか?

 

それは、スマホ端末は好きなメーカー、機種を選び、SIMカードは自分の利用シーンにあったSIM会社を選びたい、といったニーズが古くからあったためです。

 

それを可能にするためには、一つのスマホであらゆる会社のSIMカードが使えるようになっていなければなりません。

 

発売当初から、あらゆる会社のSIMカードが自由に使える状態にあるスマホを「SIMフリースマホ」と呼ばれており、海外ではこのSIMフリースマホが主流となっています。

 

日本の事情

SIMロック 日本の場合

一方、日本はそうではありませんでした。

 

日本の携帯電話業界では、ドコモ、au、ソフトバンクの大手通信キャリア3社によって、
「自社で扱っている端末は別の通信キャリアが発行したSIMカードを挿しても機能しない制限」
を「意図的に」かけていたからです。

 

この制限のことを「SIMロック」と呼びます。

 

変化

iPhone 3G

大手通信キャリアにより制限をかけられていたSIMロックですが、iPhoneが日本に初めて登場した2008年頃から世間の注目を集めるようになってきます。

 

当時発売された「iPhone 3G」は今のソフトバンクの前身である「ソフトバンクモバイル」のみの取り扱いでしたが、SIMロックがかけられていたため、ドコモ、auのSIMカードを挿しても使えませんでした。

 

そのため日本国内でも「海外の様に端末とSIMカードを自由に組み合わせて使いたい」といった声が高まってきたのです。

 

そういった声の高まりを受け、総務省から大手通信キャリアにかかっているSIMロックを解除できるようにする要請が段階的になされ、2014年12月、「SIMロック解除の義務化」が決定されました。

 

こうしてSIMロック解除の義務化決定されたことにより、2015年5月1日以降に発売された携帯電話・スマホ・タブレットに関しては全てSIMロック解除ができるようになったのです。

 

※ドコモの場合、一部の携帯電話・スマホ・モバイルWi-Fiルーターは2015年5月1日より前に発売されたものでも、SIMロック解除可能です。

各社SIMロック解除の条件・注意点

SIMロック解除

※2021年10月1日以降に発売された端末は、SIMロック自体がされていません。
※2021年10月1日より前に発売された端末でも(iPhone 13シリーズなど)一部の端末はSIMロックがかけられていない状態で販売されています。

 

SIMロック解除端末が世に出てから約6年。

 

2015年5月1日以降に発売されたスマホであれば、全ての端末でSIMロック解除が可能になりました。

 

しかし、2021年10月1日より前に発売されたスマホの場合は条件によって「購入から○ヶ月以内はSIMロック解除不可」という条件があります。

 

この章では、

・ドコモ
・au
・ソフトバンク(ワイモバイル)
・UQ モバイル

この5つの通信キャリア(ブランド)のSIMロック解除条件についてまとめてみます。

 

ドコモ

 

  1. ネットワーク利用制限、おまかせロックなどの各種ロックがかかっていないこと
  2. 購入から100日経過した場合
  3. 過去SIMロック解除を行っており、それから100日経過した場合
  4. 一括払いで購入した場合
  5. 分割払いでの購入で、分割支払金を支払い終えた場合
  6. 携帯電話料金の支払いをクレジットカードに設定している時

※中古端末販売店で購入した場合、知人から譲り受けた場合も同条件。
当初の購入が一括払いだった場合は、即時SIMロック解除が可能

条件1.は SIMロック解除に必須条件となります。

 

「ネットワーク利用制限」とは例えば分割支払金の滞納や、不正な契約により入手されたと思われるスマホなどに課される制限のことで、この制限がかかっている状態だとSIMロック解除はできません。

 

ネットワーク利用制限に関しては、NTTドコモ公式サイト ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイトをご確認ください。

 

条件2~5はいずれかを満たすことによって即時にSIMロック解除の手続きが可能になります。

 

条件3.についてですが、例えば利用している携帯電話番号で過去、SIMロック解除しており(「端末A」)、そのSIMロック解除から100日経過していれば、同一携帯電話番号で利用している「端末B」でもSIMロック解除が可能になる、ということです。

 

条件6.は解約済みの電話番号の回線でも当てはまります。

 

SIMロック解除の条件には入っていませんが、スマホ本体に水漏れや故障が見られる場合は、故障修理後に SIMロック解除をした方が良いでしょう。

 

SIMロック解除の方法

①My docomo(パソコン・スマホ)
②ドコモ インフォメーションセンター(解約後は不可)
③ドコモショップ

この3通りがありますが、②、③の方法だと、SIMロック解除手数料として、3,300円(税込)がかかります。

 

今後、ドコモショップにて「2021年8月26日までに発売された機種(iPhone シリーズなど)」を購入予定の方に関係してきますが、ドコモショップで機種を購入する際、①機種を一括払いで購入した場合、または②ドコモの携帯電話料金の支払いをクレジットカードに設定をすれば、ドコモショップ側でSIMロック解除の手続きをするため、手数料はかからなくなります。

 

また、あまりないケースだと思われますが、2011年4月~2015年4月に発売された、SIMロック解除可能端末のSIMロック解除をする際は、ドコモショップのみでの受付になります。

NTTドコモ公式HP SIMロック解除

 

au

 

  1. ネットワーク利用制限がかかっていないこと
  2. 購入から101日目以降
  3. 過去SIMロック解除を行っており、それから100日経過した場合
  4. 一括払いで購入した場合
  5. 分割払いでの購入で、分割支払金を支払い終えた場合
  6. 携帯電話料金の支払いをクレジットカードに設定している時

条件1.は SIMロック解除に必須条件となります。
また、auの場合は2015年4月23日以降に販売された端末からSIMロック解除できます。

 

「ネットワーク利用制限」とは例えば分割支払金の滞納や、不正な契約により入手されたと思われるスマホなどに課される制限のことで、この制限がかかっている状態だとSIMロック解除はできません。

 

ネットワーク利用制限に関しては、ネットワーク利用制限携帯電話機についてをご確認ください。

 

条件2~5はいずれかを満たすことによって即時にSIMロック解除の手続きが可能になります。

 

条件3.についてですが、例えば利用している携帯電話番号で過去、SIMロック解除しており(「端末A」)、そのSIMロック解除から100日経過していれば、同一携帯電話番号で利用している「端末B」でもSIMロック解除が可能になる、ということです。

 

ただし、この場合前回SIMロック解除した端末のSIMロック解除日は2017年7月11日以降に受付したものに限ります。

 

SIMロック解除の方法

①My au(パソコン・スマホ)
②au Style/auショップ・auスクエア

 

auの場合でもスマホ購入と同時であれば、
au Style/auショップ・auスクエアだけでなく、
「量販店」や「併売店」などの「au取扱店」でも
SIMロック解除の手続きができ、しかもSIMロック解除手数料も無料となります。

au公式HP au携帯端末は「SIMロック解除」ができますか?

au公式HP SIMロック解除のお手続き

 

スマホ購入と同日以外で、au Style/auショップ・auスクエアで、手続きをすると、SIMロック解除手数料として、3,300円(税込)がかかります。My auでのSIMロック解除手続きは無料です。

 

ソフトバンク(ワイモバイル)

ソフトバンクとワイモバイルのSIMロック解除条件はほとんど同じなので、この項で一緒にまとめています。

 

  1. ネットワーク利用制限、安心遠隔ロックなどの制限がかかっていないこと
  2. 故障、水漏れなどの症状がないこと
  3. 購入から101日目以降
  4. 過去SIMロック解除を行っており、それから101日目以降
  5. 一括払いで購入した場合
  6. 分割払いでの購入で、分割支払金を支払い終えた場合
  7. 携帯電話料金の支払いをクレジットカードに設定している時

※中古端末販売店で購入した場合、知人から譲り受けた場合も同条件。
当初の購入が一括払いだった場合は、即時SIMロック解除が可能

条件1.は SIMロック解除に必須条件となります。

 

「ネットワーク利用制限」とは例えば分割支払金の滞納や、不正な契約により入手されたと思われるスマホなどに課される制限のことで、この制限がかかっている状態だとSIMロック解除はできません。

 

ネットワーク利用制限に関しては、ソフトバンク公式サイト ネットワーク利用制限携帯電話機についてをご確認ください。

 

ドコモ、auの場合にはSIMロック解除の条件として、明文化されていませんがソフトバンクの場合は「故障、水漏れなどの症状がないこと」も条件としてあげられています。

 

条件3~7はいずれかを満たすことによって即時にSIMロック解除の手続きが可能になります。

 

条件3.についてですが、例えば利用している携帯電話番号で過去、SIMロック解除しており(「端末A」)、そのSIMロック解除から101日目以降であれば、同一携帯電話番号で利用している「端末B」でもSIMロック解除が可能になる、ということです。

 

ただし、この場合前回SIMロック解除した端末のSIMロック解除日は2017年12月1日(金)以降であるものに限ります。

 

SIMロック解除の方法(ソフトバンク)

①My SoftBank(パソコン・スマホ)
※ただし、解約後は不可

②ソフトバンクショップ

 

SIMロック解除の方法(ワイモバイル)

①My Y!mobile(パソコン・スマホ)

②ワイモバイルショップ

 

この2通りがありますが、ソフトバンクショップ、ワイモバイルショップでの手続きはSIMロック解除手数料として、3,300円(税込)がかかります。

 

ただし、

・2021年4月14日(水)~2021年5月11日(火)

この期間にソフトバンク取扱店でスマホを購入された方は、①スマホ本体を一括払い、または
②分割支払金の支払い方法をクレジットカード払いに設定。

 

このどちらかの条件を満たしていれば、店頭にてSIMロック解除の手続きが完了した状態でスマホを渡されているため(無料)、SIMロック解除手続きは不要です。
この条件はソフトバンクのみに当てはまる条件です。

 

さらに、2021年5月12日(水)以降にソフトバンク取扱店にてスマホを購入された方は、条件なしでSIMロック解除の手続き(無料)がされています。
この条件はワイモバイルにもあてはまります。

ソフトバンク公式HP SIMロック解除

ワイモバイル公式HP SIMロック解除

 

UQ モバイル

UQ モバイルの場合、AndroidについてはSIMロック解除がされていませんので、SIMロック解除手続きをする必要がありません。

 

ただし、au→UQ モバイル

・Xiaomi Redmi Note 10 JE
・OPPO A54 5G
・Galaxy A41
・Galaxy A21
・AQOUS sense3 basic
・AQUOS sense5G

の6機種に関しては、UQモバイル公式HP SIMロック解除のページ下部に載っている「一部Androidでの利用設定」を行うことでSIMロック解除が完了となります。

 

  1. ネットワーク利用制限かかっていないこと
  2. 故障、水漏れなどの症状がないこと
  3. 購入から101日目以降
  4. 過去SIMロック解除を行っており、それから101日目以降
  5. 一括払いで購入した場合
  6. 分割払いでの購入で、分割支払金を支払い終えた場合
  7. 携帯電話料金の支払いをクレジットカードに設定している時

※中古端末販売店で購入した場合、知人から譲り受けた場合も同条件。
当初の購入が一括払いだった場合は、即時SIMロック解除が可能

条件1.は SIMロック解除に必須条件となります。

 

「ネットワーク利用制限」とは例えば分割支払金の滞納や、不正な契約により入手されたと思われるスマホなどに課される制限のことで、この制限がかかっている状態だとSIMロック解除はできません。

 

ネットワーク利用制限に関しては、UQモバイル公式サイト ネットワーク利用制限携帯電話機の照会についてをご確認ください。

 

条件3~7はいずれかを満たすことによって即時にSIMロック解除の手続きが可能になります。

 

条件3.についてですが、例えば利用している携帯電話番号で過去、SIMロック解除しており(「端末A」)、そのSIMロック解除から101日目以降であれば、同一携帯電話番号で利用している「端末B」でもSIMロック解除が可能になる、ということです。

 

ただし、この場合前回SIMロック解除した端末のSIMロック解除日は2017年7月11日(火)以降であるものに限ります。

 

SIMロック解除の方法

①my UQ mobile(パソコン・スマホ)
②auショップ/au Style・auスクエア
③UQ モバイル取扱店
※ただし、購入と同時の場合に限る)

「UQ モバイルの製品なので、店頭でSIMロック解除する場合は、UQ スポットだろう」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、UQ スポットでSIMロック解除できるのは、端末購入と同日に限ります。(端末代金を一括払いにするか、携帯電話料金の支払いをクレジットカードに設定)

 

①のmy UQ mobile(パソコン・スマホ)と「購入と同時でのSIMロック解除手続き」以外の店頭でのSIMロック解除手続きには事務手数料として、3,300円(税込)がかかります。

解約後のSIMロック解除の方法

解約

(SIMロック解除したと思ったけど)SIMロック解除する前に、他社に乗り換え(解約)をしていたり、知人からスマホを譲り受けたが、まだSIMロック解除が済んでいなかったりなど、といった状況も考えられます。

 

しかし、解約後でも、知人からもらったスマホでも、「ネットワーク利用制限などの制限がかかっていなければ」SIMロック解除することはできます。

 

期間「解約してからいつまで可能?」
場所「店頭?WEB?」
費用「無料?有料?」

上記3つのことについて、各通信キャリア(ブランド)ごとにまとめていきましょう。

 

ドコモ

期間「特に定めなし」
場所「店頭、WEB、両方可能」
費用「店頭:3,300円(税込) WEB:無料」

以前は、「SIMロック解除は、解約後90日以内」といったような規定がありましたが、2021年10月
現在、そういった規定は撤廃されました。

 

また、「2011年4月~2015年4月の期間以外に販売された機種」以外であれば、解約後でも(知人から譲り受けたものでも)WEB上、つまりMy docomoにて無料でSIMロック解除可能です。

 

au

期間「特に定めなし」
場所「店頭、WEB、両方可能」
費用「店頭:3,300円(税込) WEB:無料」

解約後のSIMロック解除の条件はドコモと似ています。

 

解約後の端末、知人の方から譲り受けた端末でも、auショップだけでなく、WEB上、つまりMy auにて無料でSIMロック解除可能です。

 

ソフトバンク

期間「特に定めなし」
場所「店頭のみ
費用「店頭:3,300円(税込)」

ソフトバンクの場合、解約後のSIMロック解除はソフトバンクショップのみになります。

 

ソフトバンク公式HP SIMロック解除について教えてください。

 

ワイモバイル

期間「特に定めなし」
場所「店頭、WEB、両方可能」
費用「店頭:3,300円(税込)WEB:無料」

ソフトバンクでは解約後のSIMロック解除は、ソフトバンクショップのみでしたが、ワイモバイルの場合は、解約後でもWEB上のMy Y!mobileにて無料でSIMロック解除が可能です。

ワイモバイル公式HP SIMロック解除の手続き方法を教えてください。

 

ただし、上記のリンク先に載っていますが、ワイモバイル解約後でも、My Y!mobileにてSIMロック解除するには、条件・注意点があります。

①2019年9月13日以降に購入した端末
②My Y!mobileにてSIMロック解除できるのは90日以内

②についてですが、ワイモバイル解約後、My Y!mobileにログインできるのは、90日間だけになります。

ワイモバイル公式HP 解約後My Y!mobileにログインできる日数

 

もし、ワイモバイルを解約して90日を過ぎてからSIMロック解除する必要がでてきたら、ワイモバイルショップでSIMロック解除する前にMy SoftBank(専用ウェブページ)で手続きをすれば、解約から90日経過後でも、WEB上で無料でSIMロック解除することができます。

 

UQ モバイル

期間「特に定めなし」
場所「店頭、WEB、両方可能」(auショップ)
費用「店頭:3,300円(税込)WEB:無料」

UQ モバイルはauの「サブブランド」なので、解約後のSIMロック解除の条件は、auと似ています。
(店頭でSIMロック解除する際は、UQスポットではなく、auショップです)

 

解約後、WEB上にてSIMロック解除するには、My auにログインして手続きをしますが、「知人の方から譲り受けた端末」に関しては、WEB上ではできず、auショップまたは、UQ モバイルお客様センター(電話)のみとなります。

【その他】

以上、ここまでを通して、

  • SIMロック解除したらどうなるか?
  • SIMロック解除そのものの意味
  • 各社SIMロック解除の条件や注意点
  • 解約後のSIMロック解除の方法

の4点について記事をまとめてきました。

 

この記事の最後の章では、SIMロック解除についての補足、SIMロック解除がいらないケースなどについて、少し触れておきます。

SIMロック解除が不要なケース

①SIMフリー端末
②同一ブランド内での変更

①SIMフリー端末

Apple Storeで購入したiPhoneや、量販店などで購入した海外製のAndroidはSIMロックがかかっていない「SIMフリー」だということは、多くの方がご存知だと思います。

 

ただ、SIMフリー端末はこれらだけではありません。

 

UQ モバイルのAndroidはSIMロック解除不要ということを各社SIMロック解除の条件・注意点で解説しましたが、各通信キャリア、ブランドから発売されているAndroidの一部もSIMフリー端末です。

 

iPhoneの場合であれば、SIMロックがかかっているか、かかっていないかは、

1.設定
2.一般
3.情報
4.SIMロック

の順でタップし、「SIMロックなし」と記載されていれば、SIMロックはかかっていません。
(iOS 15.0.2)

 

Androidでは、機種によって確認の方法が違ったり、分かりづらかったりするので、Androidの場合は各通信キャリアのマイページにて確認することをおすすめします。

 

②同一ブランド内での変更(全てではない)

同一ブランド内での変更とは、例えば、

・ドコモ⇄ahamo
・au⇄povo
・ソフトバンク⇄ワイモバイル⇄LINEMO

などを指します。

 

しかし、au→UQモバイルのように、同一ブランド内といえども、2017年7月以前に発売されたauのVoLTE対応製品(端末)の場合、UQ モバイルのSIMカードを挿して、使うためには、SIMロック解除が必要、といったこともありますので、注意してください。

 

SIMロック解除しても使えない可能性

周波数割り当て

画像引用元:総務省 楽天モバイル株式会社提出資料(5ページ目)

スマホで電話をしたり、インターネットを使えるようにするためには、携帯電話の基地局とスマホ間での電波のやりとりが必要です。

 

この電波は、周波数帯によって区分けされて総務省から、各通信キャリアに割り当てられているため、通信キャリアによって電波の周波数帯は異なります。

 

iPhoneの様に、対応している周波数帯が広い (あらゆる周波数の電波に対応している)端末であれば、問題はありません。

 

しかし、対応している周波数が狭い(対応している周波数の電波の種類が少ない)端末の場合は注意が必要です。

 

SIMロック解除して、他社や他ブランドに乗り換えても、SIMロック解除した端末が乗り換え先の通信会社の周波数に対応していなかったとしたら、通信ができなかったり、十分なパフォーマンスが得られなかったりする可能性もあります。

 

ですので、今契約している通信会社とは別の通信会社に乗り換えたり、新規で契約する場合は、必ずご自身が使っているスマホ端末がその通信会社で使えるかどうか、確認しましょう。

 

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PROFILE

吉田 裕紀

Yuki Yoshida

長野県出身。2009年「株式会社ディ・ポップス」に入社。NTTドコモ、au、ソフトバンクなど様々な通信キャリアを取り扱う携帯ショップ「TOP1」やワイモバイルショップにて11年間携帯電話の販売に従事。
現在はコンテンツマーケティング部署に所属。現場の経験を活かし、「携帯電話料金プランについてわかりやすい記事を書き、わかりやすく情報を発信する」をモットーに、日々売り場からの声や、最新の携帯電話に関する情報を収集し、記事の執筆にあたっている。

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